先週、先々週に引き続き、トミカ博などで行われているゲームのハズレ景品のお話です。
今回は2007年から2009年に登場した19番から28番の10台をご紹介します。

2007年に登場したのは19番から21番の3台ですが、このうち2種はなんと絶版通常品でした。

19番のホンダ スーパーカブは警邏バイク仕様で「緊急車両セット2」からの1台となっていました。元ネタとの大きな違いは確認出来ませんでした。

20番のステージアは、このシリーズ初の通常品(2004年12月絶版)と同等のもので、元ネタとの大きな違いは確認出来ませんでした。通常品の売れ残りの流用か？

21番のキャリイラーメン屋も通常品(2006年6月絶版)と同仕様のもので、最初に登場した時は元ネタとの大きな違いもなく、通常品の売れ残りの流用かとも思われました。
しかし、2009年の大阪トミカ博で再度登場した時には、荷台の「中華そば」がラベルからタンポに変わっており、非売品専用の仕様となっていました。

2008年には22番から24番までの3台が登場しています。ギフト、トミカ缶、トミカくじからのセレクトとなっていました。

22番のトヨタ セリカは「トヨタ新世代カーセット」からの1台ですが、ホイールが2Fから11Fに変わっています。

23番のレガシィはトミカ缶第4弾からの1台ですが、ボディカラーの濃淡などは有るものの、基本的には元ネタと同等の仕様になっています。

24番の日産シルビアはトミカ30周年のトミカくじからの1台ですが、ホイールが1Hから10Dに変更になっています。

2009年には25番から28番までの4台が登場しましたが、ギフトとくじからそれぞれ2台ずつ選ばれていました。

25番のクオン タンクローリーは「たくさん運ぼう! 運搬車セット」からの1台で、元ネタの荷台巻き込みガード中間ラインが太型で有るのに対し、こちらは細型となっていました。
さらに2009年前半にはベトナム生産に切り替わっています。

26番のトヨタ ダイナ ダンプカーは「道路で活躍する仲間たち」からの1台でした。こちらは元ネタとの大きな違いは確認出来ませんでした。

27番のマツダ サバンナRX-7 レーシングは、24番の日シルビアと同じくトミカ30周年のトミカくじからの1台でした。こちらもホイールが2Gから11Hに変更になっています。

28番のトヨタ セリカXX2800GTは「トミカくじV」からの1台で、大きな違いは確認出来ませんでした。
しかし、2009年末にはベトナム生産に切り替わり、2010年早々に再登場しています。

私の判る範囲で違いをまとめて見ましたが、まだまだバリエーションが存在するかも知れません。今回は細かい色違いやタンポズレなどは無視しておりますので、皆さんも検証して見て下さい。

2009年1月よりトミカの生産が順次ベトナムへ移行しています。その影響でこの非売品シリーズも再生産時にはベトナム製になっている事も有り、当分は目が離せない状況です。しかしながら田舎のコレクターは、このシリーズを直接入手する機会がないので、お仲間に頼るかオークションなどで調達するしかないのが辛いところです(汗)