ゲームのハズレ(2)
2010年06月17日

先週に引き続き、トミカ博などで行われているゲームのハズレ景品のお話です。

今回は2006年に登場した10番から18番の9台をご紹介します。
2006年に登場した9台は、何れも元ネタはギフトセットですが、トミカ博などのイベント限定ギフトセットからも選ばれたのがトピックスでした。

10番のクレーン車は元ネタとは金型が変わっていましたヘッドライトやナンバープレートの119の字体が変わっているところなどが分りやすいと思います。

11番のブルドーザーも元ネタとは金型が変更になっています。キャビンサイドの柱が上細りから同じ太さに変わっているのが確認出来ます。

12番のショベルカーはアームの取り付け方法が、はめ込みからハトメに変更になっています。
また、私の個体ではアーム色もかなりの違いが見られました。

13番のコペンパトカーはイベント限定の「幻走ポリスカーセット」からの1台ですが、ホイールが1Hから10Dに変わっています。また、パトランプの厚さが変わっているようです。更に2009年にはベトナム生産に切り替わっており、いくつかのバリエーションが発生しているようです。

14番のレビン、15番のミゼットは大きな違いは確認出来ませんでした。

16番のランクルは最初は元ネタと同等品で登場しましたが、途中でルーフの安全灯が無くなっています。(写真は安全灯のないモデル)

17番のNSX覆面はイベント限定の「疾走ポリスカーセット」からの1台ですが、ホイールが2Gから11Hに変わっています。また、パトランプの大きさが変わっているようです。更に2009年にはベトナム生産に切り替わっており、いくつかのバリエーションが発生しているようです。

18番のダンプは車体後部フレームが元ネタでは艶消し塗装だったのに対し、半艶塗装になっています。その後の生産物では裏板も艶消しから半艶になっていました。
更に2009末には、ベトナム生産に切り替わった模様。私は未入手ですが…

全ての生産物を確認している訳ではないので、更なるバリエーションが有るかもしれませんが、私の判る範囲で大きな違いをまとめて見ました。

メーカーでは特に元ネタとの差別化を図っている訳では無いようにも思われるので、期せずしてバリエーションが発生しているのかも知れません。
こう言った違いを見つけるのも、トミカコレクションのひとつの楽しみ方である事は間違いないでしょう。私はその世界にドップリと浸かってますが(笑)


箱番号 品 番 車  名 元ネタ 変更点
10 43-2-未 日産ディーゼル
クレーン車
建設車両セット2(43-2-未) 金型変更
(写真参照)
11 114-2-未 コマツ
ブルドーザーD375A
建設車両セット
(114-2-2)
金型変更
(写真参照)
12 9-4-未 コマツ
油圧ショベルPC200
建設車両セット
(9-4-2)
アーム取付方法変更
アーム色違い(写真参照)
13 15-6-未 ダイハツ
コペン パトロールカー
幻走ポリスカーセット
(15-6-15)
ホイール変更
1H→10D
いくつかの
バリエーション
が発生してます
パトランプ厚さ変更
ベトナム移行
14 78-3-未 トヨタ カロ-ラ レビン 誕生記念コレクション2003
(78-3-未)
大きな変更点確認出来ず
15 62-6-未(10D) ダイハツ ミゼットII トラックセット
(62-6-2 10Dホイール)
大きな変更点確認出来ず
62-6-未(11F) トラックセット
(62-6-8 11Fホイール)
16 2-2-未 トヨタ ランドクルーザー アニバーサリー24 II
(2-2-28)
大きな変更点確認出来ず
2-2-未 ルーフ安全灯なし
17 78-6-未
ホンダNSX
覆面パトロールカー
疾走ポリスカーセット
(78-6-未)
ホイール変更
2G→11H
いくつかの
バリエーション
が発生してます
パトランプ形状変更
ベトナム移行
18 16-2-未 日産ディーゼル
ダンプトラック
トラックセット凛
(16-2-14)
後部フレーム半艶塗装
16-2-未 後部フレーム
・裏板半艶塗装
16-2-未 ベトナム移行