今回ご紹介するモデルは、以前フットワークでご紹介したF3000の金型を使って、
80年代終わり頃にミニカーショップイケダが特注した物です。
当時はフットワークやグラチャンカー(1)、グラチャンカー(2)でご紹介した通り、
どこにもトミカの刻印がなかった為、トミカとは認知されず、
ずいぶん売れ残っていたそうですが、今では「隠れトミカ」として珍重されています。
このマシンは1987年〜1995年に開催された全日本F3000選手権用のマシンで、
F1に一番近いレースだったようです。モデルは開幕年の1987年型だと思われます。
実際にこのようなカラーリングが有ったかは判りませんが、
ある程度は実車に即した物ではないかと思われます。
このイケダの特注モデルは12種類販売されましたが、各々エアダクトの有無が有り、
全部で24種にもなったようです。今回は前半として6台をご紹介します。
キャビンはゼッケン1と3の2種、レイトンハウスはゼッケン15と16の2種、
伊太利屋はゼッケン24と25の2種が有ります。ゼッケン以外に差異は無さそうです。
尚、キャビンのゼッケン1のみダクト無しの仕様です。
何れのモデルも裏板には何も書かれていません。また白箱での販売だったようです。
チーム |
No. |
カラー |
キャビン |
1 |
白/赤 |
3 |
レイトンハウス |
15 |
水色 |
16 |
伊太利屋 |
24 |
ピンク/白 |
25 |