アミューズメントトミカ(第3弾)
2010年04月08日

先週、先々週に引き続き、アミューズメントトミカの話題です。

アミューズメントトミカ第3弾は、2000年4月頃から登場したゲームセンターの景品専用トミカで、第1弾第2弾と同様に6車種が登場しました。
特にコンセプトのなさそうだった第1弾から始まったアミューズメントトミカも、第2弾で「フェアレディZ vs RX-7」というテーマの車種選択となり、第3弾では「ホンダ車」と言うテーマの元にラインナップが選ばれていました。ボールチェーンや銀色のタグなどはシリーズ共通です。

トミカでは1970年のホンダ1300クーペ以来、沢山のホンダ車がモデル化されて来ましたが、その中から新旧織りまぜた6車種が選ばれていました。

1997年発売のステップワゴンは赤と濃グレーのツートン、1980年発売のS800は蛍光オレンジに黒ルーフ、1996年発売のオデッセイはシンプルなホワイトボディとなっていました。

このシリーズ中もっとも古い1972年発売のバモスホンダは明るいイエローに灰色の幌、1992年発売のビートは渋いガンメタに黒シート、1991年発売のNSXもこれまた渋いダークグリーンに黒ルーフと言う仕様になっていました。

ホンダ車をテーマとした第3弾、70年代・80年代のバモスとS800の2台はかつての通常品と同じようなイメージのカラーリングで復刻版といった狙いでしょうか。対する90年代の4台は、通常品とは全く異なったカラーの採用で差別化が図られていました。
トミカでは明るい色が多いスポーツカーの中で、ビートやNSXの渋いカラーリングは中々良い感じで、未だに人気の高いモデルとなっています。

このシリーズも、回を重ねるごとにテーマ性も出て来て、なかなか面白いシリーズに成長したように思いましたが、この後の第4弾「サーキットの狼」が出て終了となってしまったようです。


品 番 車 名
21-5-20 ホンダ ステップワゴン
23-2-58 ホンダ S800M
46-4-11 ホンダ オデッセイ
55-1-8 バモスホンダ
72-2-未 ホンダ ビート
78-6-未 ホンダ NSX