トミカミュージアム 緊急車館
2009年09月10日

2002年9月26日、トミカミュージアム緊急車館が発売されました。
これはミュージアムの名前の通り、昔のトミカの復刻シリーズで、恐らく全車種が初復刻となる魅力的なラインナップでした。
車種は何れも70年代中期から後期のもので、20年以上の時を経ての復刻となりました。定価は378円(税込)と安価なのも嬉しいですね。
オリジナルはラベル仕上げなのに対し、このシリーズはランクルの警告板以外はオールタンポ仕上げとなっており、時代の差を感じる仕上がりです。
サイレンカーはトミカの中でも人気が高いので、売れ行きは好調だったようです。

復刻にあたっては、オリジナルに極めて近い形で作られていますが、流石に赤色灯やホイールは現代のものと差し換えられています。
また、ヤマハTX750白バイはサブホイール式から、スタンド一体式のボディへと大幅な金型改修が行われていました。

以下の写真は左がトミカミュージアム緊急車館、右が当時のオリジナルですが、
なかなか忠実に、当時の雰囲気を崩す事無く復刻されていることが判りますね


箱番号 品番 車 名 オリジナル販売期間
M-01 27-2-4 トヨタ クラウン ファイアーチーフカー 1972.09〜1977.03
M-02 44-2-4 日産 フェアレディ240ZG パトロールカー 1975.10〜1980.01
M-03 30-2-5 ヤマハ TX750 白バイ 1975.12〜1982.12
M-04 76-2-未 トヨタ ランドクルーザー 道路公団 1976.05〜1978-05
M-05 77-2-未 日産 グロリアバン パトロールカー 1977.01〜1978-07
M-06 67-2-未 トヨタ HQ15V型 自衛隊救急車 1978.04〜1981.07

その後しばらく続編もなく、このシリーズも単発で終わるのかと思いましたが、2003年6月に第2弾となる公共車館6種が発売されました。
結局2004年9月の第5弾ギフト館まで合計30種が発売され、魅力的なシリーズとして人気を博しました。

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