ところでこのカラーリング、トミカでは2000年9月と2002年頃に発売された山江村ボンネットバス マロン号(6-2-41、6-2-53)、とそっくりなんです。 それには訳が有って、マロン号は元々は九州産業交通が所有していたバスだったのです。 こ
の車体は1978年8月の営業運転終了を機に山江村に寄贈されたもので、山江養魚場(現:山江温泉ほたる)に保管展示されていました。その後、1992年
に村民12名で結成された「ボンネットバスを走らせよう会」の手により修復され、1993年2月に往時の九州産業交通のカラーで復活しました。山江村の特
産品である栗にちなみ「マロン号」と命名され現在に至ります。 そのような経緯からカラーリングが同じなのですが、九州産業交通はマロン号の後に特注していますので、マロン号の一部変更と言う事になります。それで少量の特注が可能だったのも知れませんね。
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