タカラトミーマーケティング10周年
2025年07月03日

タカラトミーマーケティング10周年記念トミカ01

株式会社タカラトミーマーケティングは、タカラトミーグループの国内販売会社であり、玩具や雑貨の卸売、店頭マーケティング、物流機能などを担う企業です。
2012年10月1日に「商品を最大限に売り切る力」の強化を図ることを目的に、前身である株式会社ユーエース(1996年8月に設立のトミーの子会社で玩具の卸売りなどを行っていた)に、株式会社タカラトミーより営業機能を統合移転して設立されました。
2013年3月31日には流通対応・関係強化とリテールマーケティング強化、国内物流効率化を目的に株式会社タカラトミーロジスティックス(タカラトミーの物流子会社)と合併、商流と物流の一元管理体制をスタートさせました。
現在は、タカラトミーグループの国内販売・営業・物流の中核会社として、全国の小売店や量販店への商品供給、店頭プロモーション、物流管理などを担っています。
そんなタカラトミーマーケティングですが、2022年10月に創立10周年を迎える事となり、記念品の配布が行なわれました。その記念品にトミカが含まれていたのでさあ大変!


タカラトミーマーケティング10周年記念トミカ02

●タカラトミーマーケティング創立10周年記念トミカ
ベー スは129-1 レーシングトランスポーターで、日野プロフィアのトラクタヘッドはブルー、トレーラー部は白のパネルバンとなっています。荷台側面にはタカラトミーマーケ ティングのロゴや「10th ANNIVERSARY 感謝の気持ちをこめて」と印刷されていました。

タカラトミーマーケティング10周年記念トミカ03

箱はフルカラーの専用箱で、箱の上面には「非売品」と印刷されています。
配布は2022年10月で、同封された手紙(2種類確認しています)から察するに、同社の従業員、取引先、パートナー企業などに配られたようでが詳細は不明です。


タカラトミーマーケティング10周年記念トミカ04

記念品は大きな箱にマグカップ2個とトミカ1台、そして「10周年の感謝を込めて」という手紙が添えられていました。
マグカップは取手を除いた大きさが直径100mm、高さ85mmで。重さが300gもあり、実際手にしてみると想像以上に大きなものでした。こんな大きなカップで何を飲むのでしょうね(笑)


品番 車 名ベース車名
129-1-未タカラトミーマーケティング
創立10周年記念トミカ
レーシングトランスポーター

関係者しか手に入らない非売品なので、関係者に伝でもない限りは二次市場での入手となる訳ですが、未だにオークションやフリマアプリでの出品数も極少のままです。
そのような事から、製作数は一般的な特注品と比べてかなり少ないのではないかと思われます。
因みに同社の従業員数は2023年4月1日時点で132名、これに関係先を加えても6000個といった数には到底ならないのではないでしょうか。
恐らくタカラトミーの子会社の特注品なので、少量の特注も可能だったのでしょう。
コレクターにとっては、なかなか厄介なトミカとなってしまったようです。


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