河合製薬のホームページによると、肝油ドロップのはじまりについて以下の記述が掲載されています。 「肝油ドロップは、日本で最初の固形肝油乳剤として1911(明治44)年に薬学博士・河合亀太郎により創生されました。 肝油にはビタミンAやビタミンDが豊富に含まれ、栄養学的に非常に優れていたことから、戦前より多くの方に利用されていました。一方、独特の臭いがあり、安定性にも欠けていたことから継続的に使用する事が難しい状況でした。 河合亀太郎は“魚の生臭さを感じない、服用しやすい肝油”の研究を重ね、ゼリー状のドロップの形でビタミンを安定に保つ技術を開発。これを肝油ドロップと名付け、1911(明治44)年から製造販売を開始しました。」
その後、肝油ドロップは味や安定性などの改良が重ねられ、製品に使用している主成分のビタミンについては、安全性向上を目的として魚由来の原料から医薬品規格のビタミン原料へと切り替えられました。 そんな肝油ドロップですが、教育機関専用プロモーションカー「肝油ドロップ号」という車両があり、幼稚園や保育園に赴いてイベントなどを実施しているようです。 そんな「肝油ドロップ号」がトミカになっちゃいました。
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