トミカ50周年記念コレクション
2025年01月23日

トミカ50周年記念コレクション01
2020年に発売50周年を迎えたトミカですが、前年に2019年12月26日に記念事業の一環として「トミカ50周年記念コレクション」が発売されました。
1970年に発売した初代のトミカ6車種を現在のトミカに合わせた仕様・金型で再現したもので、当時の仕様の単純な復刻ではなく、独自の仕様にアレンジしたものとなっていました。当時の定価は700円(税別)でした。

トミカ50周年記念コレクション02

ブルーバード SSS クーペ
ボディカラーは赤ですが、メタリック塗装となっています。
窓枠やテールランプなども着色されており、ディティールアップも図られ、更には裏板の前後がボディ同色に塗装されている関係でバンパーが銀色に塗られています。
シートはマルーン系、窓はモス系となっており、メタリックのボディも相まって、高級感のある仕上がりとなっています。

トミカ50周年記念コレクション03

コロナ マークII ハードトップ
40周年のぼってりとした金型なので、フォルムがイマイチなのは仕方がないところ。
ボディカラーはパールホワイトで、窓枠が銀色に塗られるなどのディテールアップが図られています。
裏板の前後がボディ同色に塗装されている関係で、バンパーは銀色に塗られているのはブルーバードと同様です。
シートはマルーン系、窓はモス系なので、遠目に見ると黒っぽく見えるのはかっこいいと思います。
フロントグリルが黒いのは良いのですが、ヘッドライトが小さいので実車の雰囲気が出ていません。
ここは50周年ですから新パーツを奢って欲しかったところです。

トミカ50周年記念コレクション04

クラウン スーパーデラックス
ボディカラーは黄色味が強いイエローパールです。
シートがマルーン系、ウインドウがモス系なのは他の車種と同様ですが、クラウンという高級車には似合ってますね。
ウインドウは銀色の縁どりがされていますが、結果的にピラーが細く見えるのは良いと思います。
この時代のグレードは、標準がスタンダードで豪華版がデラックスでしたから、スーパーデラックスは超豪華版という最上級のグレードでした。

トミカ50周年記念コレクション05

クラウン パトロールカー
40周年はオリジナルを忠実に再現した窓のすぐ下まで黒い塗り分けでしたが、50周年は警視庁の文字の下からが黒い全うなデザインとなっています。
このシリーズは原則的にメタリック塗装になっていますが、このパトカーだけはソリッドカラーになっています。何故かバンパーは銀色に塗られておらず、黒いままなので、フロントは真っ黒な中にヘッドライトが光っています。
シートがマルーン系、ウインドウがモス系なのは他の車種と同様ですが、パトロールカーにしては高級感が有り過ぎかも知ませんね(笑)
ちなみに2009年度に導入されたスバル レガシィのパトロールカーは、白い部分がパールホワイトでした。このクラウンもパールホワイトと黒のツートンでも面白かったと思います。

トミカ50周年記念コレクション06

トヨタ 2000GT
40周年の復刻金型を使ってのトヨタ2000GT後期型ですが、裏板やウインドウパーツは2015年頃に変更になったタイプです。
オリジナルには無いシアン系メタリックのボディはとても綺麗ですね。
似たようなカラーリングは2008年の「近鉄モーターショー2008」の2000GTが有りますが、こちらは水色寄りのカラーで、ボディも前期型でした。

トミカ50周年記念コレクション07

フェアレディZ 432
ボディはオレンジメタリックで、裏板の前後がボディ同色に塗装されている関係で、バンパーは銀色に塗られています。
ドアから後ろのもったり感が何とも残念な金型ですが、ウインドウ周りが銀色に塗られているのいで、もったり感が薄らいで見えるような気がします。
フロントグリルやテールライトまわりも彩色されており、ディティールアップが図られているので、見栄えはなかなか良いですね。

品 番 車 名
01SP-76-未 ブルーバード SSS クーペ
02SP-77-未 コロナ マークII ハードトップ
03SP-78-未 クラウン スーパーデラックス
04SP-79-未 クラウン パトロールカー
05SP-80-未 トヨタ 2000GT
06SP-81-未 フェアレディZ 432

基本的に40周年の金型を使っていますが、各所のディテールアップが功をなしてか、見栄えはかなり良くなっているように感じます。
ただ、40周年は台座付で477円(税込価格500円)から、台座なしで700円(税込価格770円)と大幅な値上がりとなっています。
周年記念もかつては30周年復刻180円トミカなどの感謝価格商品も有りましたが、今やそんな気持ちもなくなったのか、お買い得感もなにもなくなってしまいました。
今年は奇しくも55周年、記念商品にいったい幾らの出費を覚悟しないといけないのか(汗)

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