Perfume(パフューム)は、広島県出身の女性3人組のテクノポップユニットで、1999年に結成されました。 独特のダンスパフォーマンスとエレクトロニックな音楽スタイルで知られています。 長い下積みを経て2005年9月にメジャーデビューするも売り上げは芳しくなく、殆ど注目される事もなかったようです。 しかし2007年9月リリースのメジャー5thシングル「ポリリズム」でブレイクを果たし、その後は多くのヒット曲を生み出して現在に至ります。 そんなPerfumeがプロデュースするファッションプロジェクト「Perfume Closet」 が2018年3月に始動しました。 「Perfumeの楽曲を通して皆さんと繋がれる洋服を創りたい」という発案のもとスタートしたプロジェクトで、日々過ごしている日常の中で洋服やアクセサリーを身に付けることが、ときに自信を持って一歩を踏み出せたり、背中を押してくれるようなきっかけになる。 そんな力をもらえる洋服を皆さんと共有したい。そういった"想い"が込められているのだそうです。 2018年7月には第2弾、2018年10月には第3弾、2019年11月には第4弾の商品が発売されました。 2021年3月の第5弾ではPerfume Closet初の試みとなるファッショントラックが登場しました。 これはトラックの荷台がお店になる移動店舗で、全国主要都市でPerfume Closetのポップアップショップを展開しようというものでした。 そして2022年3月の第6弾では、このファッショントラックのトミカが製作され、全国7都市(原宿、博多、広島、京都、名古屋、仙台)で開催となる期間限定ポップアップショップと、公式オンラインショップで販売されました。

● 日野デュトロ パフュームクローゼット トラック 2022年3月1日、ラフォーレ原宿で開催されたポップアップショップと公式オンラインショップ「A!SMART(アスマート)」で午前11:00から販売が始まりました。 当時の定価は1000円(税込)でした。 トミカのベースは2012年4月発売の日野デュトロ ハイブリッド(日野自動車特注)で、通常品にはないスペシャルモデルなのでSP-101と分類されています。 デザインは実車を忠実に再現したもので、白いキャブにはグリルやサイドウインカーのタンポ印刷が、白荷台の左右と後部ドアには「Perfume Closet」のタンポ印刷が、また荷台後部にはテールライトとウインカーが赤色/オレンジ色でタンポ印刷されていました。

箱は白色基調ですがフルカラー印刷となっており、シンプルながらとてもお洒落なデザインで、流石ファッションブランドだと思わせるものがありますね。 ちなみにトミカの販売元は、パフュームの所属事務所である(株)アミューズと、当時同社の子会社でアーティストグッズの企画・製造・ 販売やアパレル事業を手掛ける(株)希船工房(現：株式会社アミューズプロダクトワークス)の連名となっています。 A!SMARTでは3月1日の発売と同時にアクセスがしづらい状態となり、なかなか購入が完了しない事態に！ これはトミカだけではなく第6弾の新作ファッションアイテムの販売も同時に始まったので、アクセスが集中したのが原因と考えられます。 私も手こずっているうちに単品トミカが完売、1台あたり418円(税込)も高いギフトパッケージ付きしか在庫がなくなってしまい、仕方なくそちらを注文しました。 しかし夕方に再度アクセスして見たところ、トミカ単品の在庫が復活してたので、ギフトパッケージ付きをキャンセルして、トミカ単品を買い直しました。 その後、ほどなく初回ロット(L1621)は完売したようで、7月下旬〜8月上旬以降発送分の予約販売に切り替わりました。 初回ロットが早々に完売したのを受けて、異例の速さで追加生産が決定したようです。

品　番	車　名	ベース車名
SP-101-未	日野デュトロ パフュームクローゼット トラック	日野デュトロ ハイブリッド

追加生産分(F0722) に関しては、2022年7月下旬頃より発送が始まりました。 その頃になってもA!SMARTでは購入可能となっており、思ったほどの予約がなかったものと思われます。 そのせいか7月23日からはトミカショップ東京店及び大阪店でも販売が始まりました。 アーティストとのコラボはファンとトミカコレクターの両方が参入するので、通常の特注数では足りないのかも知れません。 しかし2回生産となると流石に特注元だけでは捌ききれなかったのかも知れませんね。 ところで実車は日野デュトロのウイングルーフ車ですが、トミカは残念ながら荷台の開 閉ギミックはありません。トミカも荷台がパカっと開いてお店が開店出来たらもっと楽しかったのに〜(笑)

トップに戻る