BEAMS(ビームス)
2024年10月18日
ビームス×トミカ01

BEAMSは、1976年に日本で創業されたセレクトショップで、東京都渋谷区神宮前に本社を置いています。アメリカ西海岸のライフスタイルを反映したカジュアルな衣料品や雑貨を中心に取り扱っており、国内外に多数の店舗を展開しています。
セレクトショップとしては、UNITED ARROWSやSHIPSと並ぶ日本の「御三家」と称されるほどの知名度を誇ります。また、ビームスはオリジナル商品の開発にも力を入れており、独自のブランドとしても確立しています。
そんなBEAMSですが、2度に渡ってトミカを特注しています。

ビームス×トミカ02

●フォルクスワーゲン・ザ・ビートル ビームス スペシャルカラー
2018年8月9日発売 当時の定価は900円(税別)

トミカとBEAMSが初めてコラボしたアパレル商品群などが発売されましたが、左右非対称のカラーリングを採用したBEAMSオリジナルトミカも用意されていました。
公式オンラインショップでは7月6日より先行予約がスタート、実店舗では「ビームスT原宿」のみの販売で、8月9日13:00から整理券配布して、その後の販売となったようです。
トミカは33-9 フォルクスワーゲン ザ・ビートルがベースで、ボディがボンネット、ドアなどのパーツごとに6色に塗られています。また、トミカロゴとトミカロゴを彷彿とさせる "ビームス" ロゴのシールが同梱されていました。

このザ・ビートルはカラフルな幼児向けの玩具を思い起こさせるような仕様ですが、実はこれには元ネタがあります。
それは1964年にフォルクスワーゲンが発表した「ハレキン」と呼ばれるビートルで、まるで道化師(ドイツ語でHarlekin)の衣装のようなカラフルな車でした。車体の各パーツが異なる色で構成されており、修理のしやすさをアピールするために作られたのだそうです。
ちなみに2016年にザ・ビートルが新型へチェンジした際にも「ザ・ビートル ハレキン」が1台のみの製作されています。ザ・ビートルの全8色のボディカラーを1台に集約したデザインとなっていました。

ビームス×トミカ03

●スズキ ジムニー ビームス スペシャルカラー
2020年10月9日発売 当時の定価は900円(税別)

ト ミカとBEAMSの2度目のコラボとなるコレクションのテーマは『Camouflage=“Car”-mouflage(カモフラージュ)』でした。ミリ タリーなテーマとトミカの世界観をリンクさせ、様々なクルマのモチーフを落とし込んだオリジナルのカモフラージュ柄を特別にデザインしたとの事です。
コレクションのメインはアパレル商品ですが、今回もトミカが用意されていました。
公式オンライショップでは8月28日午後12時半から先行予約を受け付けたのち、実店舗では10月9日より「ビームスT原宿」のみでの販売となりました。
トミカのベースは今回のテーマとの親和性を感じる「14-8 スズキ ジムニー」を起用、迷彩色の基調である4色のクレイジーカラーを纏ったトミカに仕上げています。また、トミカロゴと迷彩柄の背景にトミカロゴ風のビームスのロゴが配されたシールが同梱されていました。

品番 車 名 発売日
33-9-未 フォルクスワーゲン・ザ・ビートル
ビームス スペシャルカラー 
2018年8月9日
14-8-未スズキ ジムニー
ビームス スペシャルカラー
2020年10月9日

賛否はあるかも知れませんが、アパレルメーカーらしい他とはひと味違うお洒落なデザインは、なかなか魅力的だと思います。
2018年、2020年と続けて特注があったので、2年後の2022年に第3弾が登場するかも知れないと思っていましたが、今のところその気配はありません。
また新たなアイディアで我々をを唸らせるような第3弾を期待したいところですね。

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