BATMOBILE COLLECTION
2024年07月18日

バットモービルコレクション01
バットモービルコレクション07

バットマンは、DCコミックスが出版するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーローで、1939年に月刊ディテクティブ・コミックスに初登場しました。
たちまち大きな人気を博し、漫画・ドラマ・小説・実写映画・ゲームなど多岐にわたるメディアで展開されろ事になります。
バットマンが使用する特殊な車両がバットモービルで、バットマンシリーズのすべてに必ずと言っていいほど登場し、バットマンの象徴的な乗り物となっています。
基本的に黒い車体で、さまざまな武器やガジェットが搭載されており、敵を追跡したり、戦闘を行うための機能が充実しています。歴代のバットモービルには、流線型のスポーツカーから重装甲の戦闘車両まで、さまざまなデザインが存在します。
そんなバットモービルがトミカリミテッドとなって登場しました。
そ れは「トミカリミテッド BATMOBILE COLLECTION」で、2012年9月29日に発売されました。実写映画版に登場した車両5種類のモデル化で、中身が判らないブラインドボックス仕様 となっていました。当時の定価は各700円(税別)でした。因みにトミカリミテッドなので5種ともタイヤはゴム製となっています。

バットモービルコレクション02

●1st BATMOBILE
映画「バットマン」(1989)と映画「バットマン リターンズ」(1992)に登場した初代バットモービルのモデル化。
ティム・バートン監督の独特なゴシックホラー的なテイストを反映したデザインが特徴で、長いフロントノーズと流線型のボディが印象的です。後部のコウモリウィングやマットブラックの車体が威圧感を与えるものとなっています。

バットモービルコレクション03

●2nd BATMOBILE
映画「バットマン フォーエバー」(1995)に登場した2代目バットモービルのモデル化。
ジョ エル・シュマッカー監督のバットモービルは、車体各部から内部構造が見えるスケルトンデザインが採用されています。トミカでもスリット状に車体に穴を開け て内部が見えるようにしてスケルトンを再現しています。後部のコウモリウイングは、センターのみ別部品をはめ込むようになっていました。

バットモービルコレクション04

●3rd BATMOBILE
映画「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」(1997)に登場した3代目バットモービルのモデル化。
前作と同じジョエル・シュマッカー監督なので、2ndモデルと似た雰囲気ですが、オープンカーとなっていました。また一部がスケルトン構造になっており、フロント部はバットマンのマークにくり抜かれるなど、遊び心が溢れるデザインとなっています。
トミカでもその辺は良く再現されていますが、かなり小さいのが残念なところでしょうか。リアのコウモリウイングは2枚とも別部品をはめ込むようになっていました。

バットモービルコレクション05

●4th BATMOBILE
映画「バットマン ビギンズ」(2005)に登場した4代目バットモービルのモデル化。
ク リストファー・ノーラン監督のバットモービルは、前作までとは全くテイストの異なる装甲車となっています。倉庫に眠っていた軍用試作車をベースにしたもの で「タンブラー」とも呼ばれています。トミカは外観の再現性は高いと思いますが、小ぶりなのであまり強力そうに見えないの難点でしょうか。

バットモービルコレクション06

●Bat-pod
映画「バットマン ビギンズ」(2005)と「ダークナイト」(2008)に登場したバットポッドのモデル化。
バットポッドはバットマンのオートバイ型脱出用ユニットです。4th BATMOBILE(タンブラー)の前輪部分をベースに分離変形する事により出現します。
トミカはなかなか良く再現出来ていると思いますが、先端などの材質が安全性からゴム系なので、やわらかいのは仕方がないところでしょう。かなり小ぶりですが、バットモービルから分離変形する2輪車なので、あまり大きいと逆に違和感が大きいかも知れませんね。

車名登場映画
1st BATMOBILEバットマン('89)、バットマン リターンズ('92)
2nd BATMOBILEバットマン フォーエバー('95)
3rd BATMOBILEバットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲('97)
4th BATMOBILEバットマン ビギンズ('05)
Bat-podバットマン ビギンズ('05)、ダークナイト('08)

そ の後、2012年12月28日には「ドリームトミカ146 バットモービル(1st)」と「ドリームトミカ148 バットモービル 4th」が発売されましたが、どちらもBATMOBILE COLLECTIONの金型を使いボディの仕上げはリミテッドと同等でした。しかし、タイヤを樹脂製として差別化を図っています。また、裏板に車名と 2012のモールドが追加されていました。当時の定価は600円(税別)。

バットモービル(1st)とバットモービル 4thの2種はドリームトミカになりましたが、それ以外の3種は「BATMOBILE COLLECTION」のみにしか存在しません。
製造数もそこまでは多くはないと思われるので、貴重なトミカで有ることは確かでしょう。
私は当時ボックス(10台入り)で購入しておりましたが、今回の記事を書くために引っ張り出したところ、何と未開封のままでした。
バットマンにはそんなに興味はないので、買っただけで満足していたのでしょうね(笑)

トップに戻る