●トミカトレインD51
製品版の箱の表記では「トミカトレインD51付き」(カタログのパッケージ写真の表記は「メッキトミカトレイン付き」)となっていましたが、トミカは104-1 D51形蒸気機関車でした。 トミカは黒色でボイラー周りが真空金メッキという、蒸気機関車としてはおかしなカラーリングとなっていました。 ソフトにもD51の収録はないのですが、何故D51? 何故このカラーリング? という疑問は残りますね(笑) 箱は白箱で、ソフトのケースの中に同梱されていました。
このソフトの中に登場するトミカの車両は、フェアレディZとエスティマの2種類のみで、自動踏切(効果音付き)、T字路、交差点、直線どうろ、1/2どうろ、曲線どうろ、一般道路標識(8種)、パイロン(2種)のパーツを配置出来たようです。 対するプラレールは100系新幹線、300系新幹線(のぞみ)、500系新幹線、ブルートレイン(EF65)と4種類となっており、どちらかと言えばプレレールがメインのソフトだったと思われます。 当
時のトミーのホームページには『大好評の「デジタルプラレール」と「デジタルトミカ」が合体しました!新パーツワープトンネルも加わってレイアウト自由自
在!!』と謳われていますが、これを見てもプラレールのワープトンネルを前面に出しており、プラレールメインだという事が判ります。 付属のトミカが鉄道車両というのもプレレールファン向けな感じがしますね。どうせならプラレールを付ければ良かったのではと思いますが、ソフトのケースに収まるトミカが起用されたのかも知れませんね。 ところでこのD51、10000台有るはずですが、それにしては殆ど市場には出て来ません。 もしかするとソフト自体が10000本も売れず、廃棄されてしまったのかも知れませんね。勿体ない…
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