●臨港バスオリジナルミニカー 三菱ふそうワンマンバス
最初に出たのは2003年5月でした。 トミカ79-3 三菱ふそうワンマンバスをベースにオールタンポで臨港バスを再現したものでした。ただ、現在の特注バスと比べると細かなタンポは殆どなく、非常にシンプルなものとなっていました。 箱はカラー印刷のオリジナル箱でしたが、どこにも「トミカ」と書かれておらず、製造元の記載も有りませんでした。中身はトミカながら何故こうなったのか不思議ですね。 因みに、臨港バスにはトミカのモデルと思われる三菱ふそう エアロスター(MP218/618系)の導入はなかったようで、架空の仕様という事になります。 トミカでは2002年10月に臨港バスにも在籍の有る93-5 三菱ふそう エアロスター(MP37系)が登場していますが、特注の企画はそれよりも前から始まっていたのでしょう。これが使えるともっとリアルな特注品が出来たのでしょうが…。
さて、トミカは5月25日に京急ファインテック久里浜事業所で開催された「京急ファミリー鉄道フェスタ2003」で1000個が先行特別販売されました。当時の定価は800円(税込)でした。 その後、5月30日~6月30日の期間で往復はがきによる通信販売の予約が行われました。 往信欄に住所、氏名、電話番号、購入希望個数、受取方法(配達または窓口受取)を明記して臨港バスに郵送するというものでした。 さらに、6月3日 10:00からはインターネットによる通信販売の予約が開始されました。 同社のホームページに掲載された申込専用フォームに住所、氏名、電話番号、メールアドレス、購入希望個数、受取方法(配達または窓口受取)を記入して送信するというものでした。 販売個数は往復ハガキとインターネットを併せて4000個でした。 配送方法は不明ですが、送料(梱包料込)は購入数によって異なっており、1個490円~14個930円となっていました。お届けは7月中旬以降とされ、支払方法は代金引換のみとなっていました。 窓口販売及び通信販売の窓口受取については7月20日 10:00から臨港バス川崎駅前定期券発売所(JR、京急川崎駅前)で行われました。 また、2003年7月31日にはミニカーショップイケダでも取り扱いが始まりました。全国のミニカーショップでも購入出来たと思われます。販売価格は800円でしたが、こちらは何故か税別価格となっていました。
|