カップヌードルミュージアム
2023年03月09日

カップヌードルミュージアムトミカ01

カップヌードルミュージアムは日清食品が運営するインスタントラーメンの企業博物館です。
日 清食品の創業者である安藤百福氏が、1958(昭和33)年に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を開発しましたが、その業績を記念して 1999(平成11)年に大阪府池田市に「インスタントラーメン発明記念館」が開館しました。2011(平成23)年には横浜みなとみらい地区に「カップヌー ドルミュージアム」が開館しました。その後、2017年に大阪と横浜の施設の名称の統一化を図るために、大阪は「カップヌードルミュージアム大阪池田」、 横浜は「カップヌードルミュージアム横浜」となり現在に至ります。

カップヌードルミュージアムトミカ02

さて、そんなカップヌードルミュージアムですが、館内のミュージアムショップで トミカが販売されています。販売されているトミカは「トミカギフトセット 日清食品アドカーセット」、「ドリームトミカ 151 ひよこちゃんバス」、「ドリームトミカ161 日清カップヌードル」の3種類です。
「ドリームトミカ161 日清カップヌードル」は現行品なのでどこでも買えますが、日清食品アドカーセットとひよこちゃんバスは絶版品なのでもう買えません。しかし、この2種がカップヌードルミュージアムで密かに生き延びておりました!

カップヌードルミュージアムトミカ03

●日清食品アドカーセット
このセットは2015年9月19日発売されましたが、「トミカカタログ2017→2018」(2017年10月版)でカタログ落ち、僅か2年程で絶版になっています。

さ て、カップヌードルミュージアムの展示見本品の箱のSTマークが16になっていましたので、恐らく当時から連綿と販売されていたと思われます。絶版後も再 生産されており現在も販売されています。私が入手したものは2022年生産(E0322)で、STマークも22になっていました。
基本的に通常販売されていたものと同等品ですが、手持ちとの比較ではラベルの印刷の色合いなどが異なっていました。各車両の詳細は以下の通りです。写真は左が通常販売品(D2516)、右がカップヌードルミュージアム購入品(E0322)です。

カップヌードルミュージアムトミカ04

●チキンラーメン イベントカー
裏板が新しいものに変わっています。
また、ラベルの色合いが異なっています。ひよこちゃんの黄色も違いますね。

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●出前一丁 二階建てバス
金型に違いはないようですが、ラベルの色合いが異なっています。
顔色がかなり違ってますね(笑)

カップヌードルミュージアムトミカ06

●どん兵衛 配送トラック
ラベルの色合いも殆ど同じで、もっとも違いが少ないと思います。
しいて挙げれば、「日清の」の赤色が明るくなっています。
しかし、金型が異なっており、キャブの左右のドア下部のタイヤ側ラインが無くなっていました。(赤色矢印参照)

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●シスコーン 観光バス
ラベルの色合いが異なっています。顔色や三角帽子の色や、食品の写真の色がかなり違ってますね。

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●ひよこちゃんバス
このトミカは2013年1月に発売されましたが、2017年11月17日にジャスティス・リーグと入れ替わりで絶版になりました。かなりの人気車種だったのですが、結果的に全く人気のなかったジャスティス・リーグに変わったのは残念過ぎでした(笑)
こちらも発売当初からカップヌードルミュージアムでも販売されていたようで、絶版後も何度か再生産をしながら販売が続いています。
私が入手したのはD0122とL0122です。D0122は2022年の12月頃に完売、2023年1月に再入荷したものはL0122に変わっていました。
こちらも通常販売品と基本的には同等品です。製造時期によって若干タンポの色合いが違っていたりはしますが、大きな違いは見受けられませんでした。裏板にロットの刻印が有るのが違いと言えば違いですが(笑)
通常販売当時の定価と同額の600円(税別)で販売されています。
因みに、ひよこちゃんバスは「新横浜ラーメン博物館」のミュージアムショップでも販売されています。

日清食品アドカーセット
カップヌードルミュージアム再生産品
品 番ベース車車 名
37-4‐未コカ・コーラ イベントカーチキンラーメン イベントカー
95-3-未ロンドンバス出前一丁 二階建てバス
77-6-未日野プロフィアどん兵衛 配送トラック
16-6-未いすゞガーラ
ジェイアールバス東北
シスコーン 観光バス

品 番 車 名 備 考
151-1-未 ひよこちゃんバス カップヌードルミュージアム
再生産品

パッケージは裏側のデザインが異なるもの、基本的には同じものです。バーコードは通常販売品と同じものが付けられていますが、どちらも絶版後5年も経っているので、日清食品の特注品扱いといっても良いかも知れませんね。
まさかこんなところで生き延びているトミカが有ったとは、ホントびっくりですね。
カップヌードルミュージアムは大阪池田は入館料は無料ですが、横浜は大人(大学生以上)500円かかります。ただ、横浜のミュージアムショップは有料エリアの外なので無料で買い物が出来るので助かります(笑)
尚、これらのトミカは日清食品グループオンラインストアでも買う事が出来ます。(執筆時には品切れ有り)

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