でんでんむし号
2023年01月19日

岩手県交通でんでんむし号トミカ01

岩手県交通は主に盛岡市から南側の県内で路線バスを運行するバス事業者です。 関東方面との高速バスや花巻空港連絡バス、さらには貸切バスの運行も手掛ける岩手県を代表するバス事業者のひとつです。
そんな岩手県交通が2003年に盛岡都心循環バス「でんでんむし」(現在の名称は盛岡中心市街地循環バス 「でんでんむし」)のトミカを特注しました。

岩手県交通でんでんむし号トミカ02

●岩手県交通 でんでんむし号

「でんでんむし号」は盛岡市の中心部で運行されているコミュニティーバスで、1999年に盛岡市がオムニバスタウンに指定されたのを受けて、 盛岡市が主導するかたちで導入が進みました。1999年からの試験運行を経て、2000年4月1日より本格運行が開始されました。

トミカのベースは79-3三菱ふそうワンマンバスで、白ルーフ/白ボディ/白シートという仕様に、絵柄等は全てシール仕上げというものでした。 箱はフルカラー印刷の専用箱となっていました。当時の定価は800円(税込)で、販売数は6000個と発表されました。
タンポ印刷が一切ないという残念な仕様で、それにしては価格も高めと感じますね。

トミカは2003年9月3日より予約が開始されました。 往復ハガキによる予約販売(窓口受取・郵送受取)と、2003年9月20日のバスの日イベント会場での直接販売の2通りになっていました。 何れの場合も1人5個までの制限がつけられました。
予約販売は2003年9月3日〜9月15日(消印有効)の期間に往復ハガキで申し込みをし、 返信はがきに記載の口座に郵便局備え付けの振替用紙にてトミカの代金を振込後、 振込受領書と送料分の切手を貼ったミニカー発送用封筒と予約確認証を岩手県交通に送付するというものでした。 トミカの発送は9月22日より順次行われました。
予約販売で窓口受取の場合は、岩手県交通本社(当時は北上市)又は岩手県交通盛岡営業本部のどちらかを希望して申し込みをし、窓口での支払い受け取りとなっていました。 受け取り期間は2003年9月22日〜10月31日となっていました。
2003年9月20日のバスの日イベント会場での直接販売は予約の必要はなく、当日会場内の岩手県交通販売コーナーでの販売となっていました。

予約販売とイベント販売では完売せず、2003年10月7日〜10月17日(消印有効)で往復ハガキによる追加販売が行われました。 販売手順は初回と同様でした。 この追加販売で完売かと思われましたが、2004年5月にミニカーショップイケダで取り扱いが開始されました。 ただし価格は取次価格で1200円(税別)となっていました。
さらに2004年7月になって突然岩手県交通による公式販売が再開されました。 販売方法は郵送と窓口受取でしたが、往復ハガキでに申し込みの必要がなくなり、直接現金書留又は郵便小為替で代金を郵送するかたちに改められました。 ひとり5台の販売制限も撤廃されましたが簡単には完売せず、2007年頃まで販売が続いたようです。

品 番 車 名 仕 様
79-3-未 三菱ふそう ワンマンバス 岩手県交通でんでんむし号

岩手県交通では2003年頃からホームページを運営しておりましたが、通販に関しては往復ハガキという前時代的な方法でした。 今では考えられないようなややこしい方法での通販ですね。 こうして見ると「ポチっとすれば買える」という今の通販は、夢のようなシステムといえるのかも知れません(笑)
これは20年前の通販事情として、貴重な歴史といえますね。

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