滋賀観光バス
2022年11月03日

滋賀観光バス特注トミカ01

滋賀観光バス滋賀交通グループのバス事業者で、1989(平成元)年に滋賀交通より分社して観光バス部門を担っています。 滋賀県を中心に京都・大阪・三重にも営業所を開設しています。
そんな滋賀観光バスが2004年にトミカを特注しました。

滋賀観光バス特注トミカ02

●三菱ふそう エアロクィーン 中2階タイプ

発売は2004年4月で、当時の定価は800円(税込)でした。
販売はグループ会社の滋賀交通観光社各営業所、京都滋賀交通、伏見小型観光バス、大阪滋賀交通、名古屋滋賀交通、東京滋賀交通、北陸観光バス、敦賀観光バスの窓口と、通信販売となっていました。
通信販売は現金書留での申し込みで、滋賀交通観光社旅行センターのみの取り扱いとなっていました。発送は定形外郵便で、1台なら送料140円で送って貰えるのは朗報でした。

トミカは1-4 三菱ふそう エアロクィーンをベースに、オールタンポで滋賀観光バスのデザインを再現したものとなっていました。
当時としは実車をかなり忠実に再現しており、とても良い仕上がりだったと思います。

滋賀観光バス特注トミカ03

箱は専用のものが用意されていました。箱の正面には滋賀交通グループのウェブサイトのURLが記載されていますが、その右側には「滋賀観光バスグループ」 と書かれています。ちょっとややこしいですが、滋賀交通グループの中の滋賀観光バスグループという事なんでしょうね。

また、このトミカと同時に滋賀観光バス特注「ロングトミカL18 ネオプランバス スカイライナー」のデッドストック品の販売も行われました。 当時のホームページの説明には「このミニカーは昭和57年に作成したものです。 ボディー横の青と赤のラインは塗装ですが、シール部分の糊が弱くなっており、はがれ落ちる場合があります。予めご了承下さい。」と書かれていました。 販売価格は4000円で、恐らく発売当時の価格ではないでしょう。特注元がプレ値で販売とは驚きですね。
ロングトミカについては通信販売のみの取り扱いで、ひとり3個までの制限がつけられていました。発送方法はゆうパックのみでした。
当時ロングは高価だった事もありスルーしましたが、今から思えば買っておけば良かったと…

品 番 車 名 ベース車名
1-4-56 三菱ふそう エアロクィーン
中2階タイプ
三菱ふそう エアロクィーン

滋 賀県のバス事業者ですが、東京、大阪、名古屋の営業所でも購入出来るうえ、通信販売も送料が安かったのでたので、比較的入手はし易かったのではないでしょ うか。

ところで2015年8月に同社のtwitterでトミカが販売されている事が呟かれ、発売後10年以上経っても完売していなかった事が判りました。
2015年9月12日には「バスの日まつり in びわこ」でも販売され、これが最後の販売だったようです。
因みにこの時は700円で販売されていました。また、まだロングトミカが残っていたようで、こちらは3500円で販売されていました。
当時、地方のバス事業者がトミカを5〜6000台売りさばくのは簡単な事ではなかった事が窺い知れますね。

※車名は滋賀観光バスの当時のホームページのトミカの紹介ページの表記に従っています。

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