JBR 生活救急車
2022年10月13日

JBR特注トミカ01

ジャパンベストレスキューシステム(JBR)」は、カギ、水まわり、ガラス等の生活トラブル解決や、住宅設備の延長保証、家財保険の販売などを行う企業です。
1997年2月に名古屋で「日本二輪車ロードサービス株式会社」を設立、1999年8月に「ジャパンベストレスキューシステム株式会社」に商号変更して現在に至ります。
そんな「ジャパンベストレスキューシステム」は2005年8月に東京証券取引所マザーズに株式を上場したのを記念して、2006年にトミカを特注しました。

JBR特注トミカ02

●JBR生活救急車トミカ(スズキ ワゴンR RR)

2006年の初め(2月か3月頃)に登場したようですが、詳細な時期は色々調べましたが判りませんでした。
箱には記載は有りませんが、どうやら非売品だったようで、こちらも詳細は不明です。販売されたという情報はなく、株式を上場の記念だったので、関係者や株主などに配布されたのではないかと想像されます。
トミカは71-7 スズキ ワゴンR RRをベースに、同社の生活救急車を再現したものとなっていました。
ボディは白/青のツートンで、ルーフには青色丸形ワイドランプが載せられています。ボディには「JBR」や「生活救急車」の文字、フリーダイヤルの電話番号などがタンポ印刷されていました。

JBR特注トミカ03

また、スパナを持って親指を立ててグーをしている作業員のイラストのシールが添付されており、これを後部座席の窓に貼るよになっていました。

JBR特注トミカ04
JBR特注トミカ05

箱は専用のものが用意されていました。赤箱と共通のデザインでしたが、色は青色がベースとなっています。生活救急車のチラシも同梱されていました。

ところで、生活救急車は71-7 ワゴンR RRでは初のパトライト付きでした。その為、新たにウインドウパーツの天井側に円形の穴が2か所開けられました。 この後、この穴が大きくなるという変更が加えられていますので、穴が小さいのは生活救急車のみのようです。パーツの変更を伴うというなかなか力に入った特注品と言えるでしょう。

品 番 車 名 ベース車名
71-7-未 JBR 生活救急車 ススキ ワゴンR RR

「ジャパンベストレスキューシステム」は、2007年9月には東京証券取引所市場第一部上場、更に2022年4月4日には東京証券取引所の市場区分見直しにより一部上場企業の中でも特に時価総額の大きな企業が対象となる「東京証券取引所プライム市場」に上場されています。 私はトミカが出た頃には「こんな会社も有るんだ」という程度にしか思っていませんでしたが、調べてみると売上高は2006年の約45億円から、2021年には3倍の134億6000万円になっています。 トミカを特注した企業の中には、今はなくなってしまった所も有りますが、こうして成長した企業を見ると、何となく嬉しいくなります(^-^)
という事で、そろそろジャパンベストレスキューシステムの新しい特注トミカを見てみたいところですね(笑)

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