頭文字D ドッグファイトスペシャル
2022年09月08日
2022年9月10日一部加筆修正

頭文字Dドッグファイトスペシャル01
頭文字Dドッグファイトスペシャル02

「頭文字(イニシャル)D ドッグファイトスペシャル」は2003年2月15日・16日にポートメッセなごや3号館(名古屋市国際展示場)で開催された「頭文字D Event Stage」で販売されたトミカリミテッドのセットです。
「頭文字D Event Stage」は「名古屋トミカモーターショー」と同時開催されたイベントで、共にテレビ愛知が主催者となっていました。それぞれのイベントの入場券の他に共通入場券も発売されるなど、一体化したイベントだったようです。
「頭 文字D Event Stage」は、ドリフト名手の織戸学氏や頭文字Dの声優陣によるトークショーの他、愛知県・岐阜県・三重県のセガアミューズメントの店舗予選を勝ち抜い たプレイヤーによるアーケードゲーム『頭文字D Arcade Stage Ver.2』の決勝大会などが行われました。
「名 古屋トミカモーターショー」はトミカの展示やアトラクション、物販や組み立て工場などが行われたトミカ博さながらのイベントでした。このセットは「名古屋 トミカモーターショー」でも若干数の販売がありましたが、あくまで「頭文字D Event Stage」での販売がメインでした。

頭文字Dドッグファイトスペシャル03

■トミカリミテッド 頭文字D ドッグファイトスペシャル

頭文字Dの主人公である藤原拓海のAE86トレノと、頭文字D第2部(プロジェクトD編)のもうひとりの主人公とも言える高橋啓介のFD3S RX-7の2台セットで、どちらも第2部以降の仕様となっていました。
当時の定価は2台セットで1500円(税別)でした。

●藤原拓海 AE86トレノ
2002年3月発売の「トミカリミテッド 頭文字D LIMITED STAGE 6台セット」と同等品でした。

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●高橋啓介 FD3S RX-7
FD3S RX-7はアニメの第2部の最初の「Fourth Stage」の仕様となっています。
プロジェクトD仕様ではリアフェンダーの「RedSuns」の文字やドアの「Highway Star」などの文字が消されていますが、トミカもちゃんと消されていますね(笑)
さらにアニメではフロントノーズがヘッドライトが固定式のマツダスピード製のTOURING KIT A-spec Type-Uとなりましたが、トミカではこれをタンポ印刷で再現しています。金型はそのままなのでちょっと無理は有りますが、雰囲気は出ていると思います。
また、アニメではホイールがマツダスピード製MS-02(ブラック)になっていますが、トミカは頭文字D初期のマツダスピード製MS-01を再現したホイールを黒色にして装着しています。ここは頑張ってMS-02を再現して欲しかったところですね。

品 番 車 名
SP-11-未トヨタ スプリンター トレノ(AE86)
94-5-未マツダ RX-7(FD3S)

「頭文字D ドッグファイトスペシャル」はこのイベントのあと、4月25日〜5月5日に大阪ATCホールで開催された「トミカ博 in OSAKA」と、同じく4月25日〜5月5日に池袋サンシャインシティ ワールドインポートマート4F Aホールで開催された「プラレール博 in TOKYO」でも販売されました。ただし8月の「トミカ博 in TOKYO」では販売されなかったようです。関東ではプラレール博のみの販売だった事から、入手し損ねたファンも多かったのかも知れませんね。
当時の販売数は判りませんが、あまり多くはなかったようで、比較的入手が難しかったと記憶します。現在でも相場は高値を維持しているようで、頭文字Dのトミカの中でもなかなか厄介なセットとなってしまったようです。

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