上越国際バス
2022年08月25日

上越国際特注トミカ01

新潟県南魚沼市(十日町市にもまたがっている)の上越国際は、冬季のスキー場、夏季のプレイランド(プールやゴーカート等)、そしてホテルグリーンプラザ上越などからなるリゾート施設です。その上越国際が2001年にトミカを特注しました。
特注元は上記の運営会社である「株式会社上越観光開発」となっています。
発売は2001年7月20日で、当時の定価は700円。ひとり20台までの販売でした。
販売場所は上越国際プレイランド内のキッズルームのみで、当時のホームページに「通信販売は一切行いません」と書かれていました。
当 時のプレイランドのキッズルームには、トミカとプラレールのジオラマ展示や、プラレールなどのおもちゃも用意されており、小さなお子様が楽しめるゾーンと なっており、発売直後の2001年7月28日〜8月5日にはトミカ組み立て工場(車種はトヨタ・スパシオ)も開催され、まさにトミカ色に染まった空間と なっていたようです。

上越国際特注トミカ02

●上越国際バス

トミカは1-4 三菱ふそうエアロクイーンをベースに、上越国際プレイランドやホテルグリーンプラザ上越のシャトルバスをオールタンポで再現したものとなっていました。
しかし、箱絵からも判る通り実車はいすゞガーラだったので、トミカとは異なっていましたが、カラーリングが忠実に再現されているので、雰囲気は十分に出ているのと思います。

上越国際特注トミカ03

箱は専用のものでしたが、1色刷りと少し寂しい仕様となっていました。特注品としては比較的安価なものだったので、この辺りは仕方がないところですね。

品 番 車 名ベース車名 特注元
1-4-18上越国際バス三菱ふそう エアロクイーン上越観光開発

通販がないので現地まで買いに行くとしても、東京から車で3時間以上、新幹線でも2時間程度、当時の高速やJRの料金は分かりませんが、決して簡単に行けるものではなく、とてもハードルの高いトミカとなってしまいました。
中には仲間を募って東京から車で買いに行ったという強者コレクターさんもいらっしゃったようです(笑)

しかしながら、この立地で通販がなかったので、完売するにはかなりの時間がかかったようです。
2010年3月にお土産に買ったという方のブログを見つけましたが、少なくとも発売から8年半以上経っても売っていたという事になります。いったいいつまで売っていたのでしょうね(笑)

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