NTT-ME
2022年08月04日

NTT-ME特注トミカ01

NTT-MEは NTTグループのネットワークを構築・運用・監視する「通信ネットワーク関連事業」とサービスやソリューションを提供する「企業向けサポート事業」を展開するNTT東日本のグループ企業です。
MEはMultimedia&Engineeringの頭文字だそうです。
そんなNTT-MEが2度に渡ってトミカを特注しています。

NTT-ME特注トミカ02

●スズキ ワゴンR (2001年モデル)

2001年4月11日〜13日に幕張メッセで開催されたインターネットソリューション総合展「CiscoWave2001」のNTT-MEブース で配布されました。当時同社に問い合わせた方の情報によると、1日150台限定でアンケートの解答者に配布したもので、このイベントで全数配布したとの事 でした。

トミカは71-6 スズキ ワゴンRの通常品をベースに、両サイドにオレンジラインとNTTマーク及びNTT-MEの文字、ルーフにXePhion(ゼフィオン)の文字をタンポ印刷で追加したものとなっていました。
箱はクリアケースで、XePhionなどの文字が書かれた青色の台紙が付けられており、裏面には対象年齢や注意事項が書かれていました。
この年の12月にXePhion広域イーサネットサービスを開始するに当たってのPR目的での配布だったと思われます。

NTT-ME特注トミカ03

●スズキ ワゴンR RR (2002年モデル)

2002年7月1日〜5日まで幕張メッセにて開催されたネットワーク関連イベント「NetWorld+Interop 2002 Tokyo」のNTT-MEブースで配布されました。配布方法は判りませんが、恐らく2001年と同様にアンケートの回答者への配布だったと予想されま す。また、配布台数も判りませんでしたが、オークションサイトやフリマサイトでの流通数を見る限りでは、前回より多かったと考えられます。2001年と同 様に1日150台とすれば5日間なので750台、1日200台なら1000台という事になりますが…

トミカは71-7 スズキワゴンR RRの通常品にタンポ印刷を追加したもので、ボディ両サイドに黄色と赤の太いストライプを斜めに配し、その中に紺色の部分に「ブロードバンドカンパニー NTT-ME」の文字が印刷されていました。
ボ ディサイドは前作のシンプルなデザインと対象的に、ボディサイドの大部分をストライプで塗りつぶし、さらにちょっと不自然な感じの紺色の図形を配していま す。この紺色の部分は通常品のボディサイドに描かれた黒いライン(純正カスタマイズ・アクセサリーのグラフィックライン)を隠す目的で作られたと思われま す。前後でラインがはみ出していますが、割と上手く隠れていますね。(写真参照)
2001年モデルと同様に箱はクリアケースで、XePhionなどの文字が書かれた青色の台紙が付けられており、裏面には対象年齢や注意事項の他、材質表示やリサイクルマークが書かれていました。

モデル品 番 ベース車名 配布年月
2001年モデル71-6-未スズキ ワゴンR2001年4月
2002年モデル71-7-未スズキ ワゴンR RR2002年7月

2001年モデルは配布台数が450台、若干多めに作ったとしても500台程度でしょう。また2002年モデルは配布台数こそ判りませんが、不要なはずのボディサイドのストライプが印刷されたままです。
これらの事を考えあわせると、正規の特注品ではなく2次加工品の可能性が高いと思いますが、果して真相はどうなのでしょうね。

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