●HBCラジオ トピッカー
トミカは51-3 ニッサン ブルーバードで、ピンクの車体に黒の斑点という牛の柄をイメージしたような奇抜なデザインでした。
左右ドアとトランクには局名と札幌圏での周波数「HBCラジオ1287KHz」とタンポ印刷されていました。
また、ルーフには青色ワイドランプが載せられていますが。このランプには添付シールを貼りつけるようになっていました。
シールはトミカを前と後ろから見て、それぞれ向かって左側に「HBC」、右側に「ラジオ」の白色文字を貼りつけるように指示されていました。
実はこのデザイン、実際に使用されていたラジオ中継車がモデルになっています。
HBCラジオでは1958年頃から中継車を配備していたようですが、1970年頃に「ワイド号」という愛称が付けられました。その後1976年頃には「ハロー号」、そして1988年からは「トピッカー」の愛称が付けられています。
トミカの箱にはトピッカー(TOPIC CAR)と書かれていますので、恐らく初代トピッカーのデビューを記念した商品だったと思われます。
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