郵便車コレクション(名古屋限定第1弾)
2022年03月03日

郵便車コレクションオリジナルトミカ01
郵便車コレクションオリジナルトミカ02
郵便車コレクションオリジナルトミカ03

今週は2004年に発売された名古屋市内限定「オリジナルトミカ郵便車コレクション」の話題です。
こ のトミカは通常のトミカとは異なり、郵便局に置いてある「オリジナルトミカ郵便車コレクション」のチラシについている振替用紙を使って申し込むと、トミカ がゆうパックで送られて来るというシステムになっていました。いわゆる「ふるさと小包」の一種ですが、取り扱い郵便局が地域限定となっていました。
取扱い郵便局や申し込み期間、販売個数などは失念してしまいましたが、定価は消費税と送料込みで1950円でした。
発売元は「丸善株式会社名古屋支店」となっていますが、この会社がどんな会社なのかは判りませんでした。

詰め合わせ内容はHonda スーパーカブ配達用バイク、トヨタハイエース集配車、日産ディーゼルビッグサム高速道専用車、スズキキャリイ集配車の4台でした。
これは2003年10月発売のレギュラーギフトセット「郵便車コレクション」をベースに、一部の仕様を変更したものでした。

郵便車コレクションオリジナルトミカ05

●Honda スーパーカブ配達用バイク

レギュラーセットでは後部のボックスは〒マークと郵便局のロゴもどき(文字類がない形だけのもの)でしたが、このセットでは左右と後面に郵便局のロゴが印刷されていました。

郵便車コレクションオリジナルトミカ06

●トヨタハイエース集配車

レギュラーセットの集配車にタンポを追加した仕様となっていました。運転席と助手席のドアに「名古屋郵便集中局」の文字を追加、ルーフには2003年4月に登場した「EXPACK500」の封筒デザインが大きく印刷されていました。

郵便車コレクションオリジナルトミカ07

●スズキキャリイ集配車

レギュラーセットでは、後部荷台は「郵〒便」でしたが、このセットでは「日本郵政公社」のロゴが大きく印刷されていました。更に荷台左右と後面に「名古屋中央郵便局」と色文字で印刷されていました。
ところで、日本郵政公社は2003年4月に発足しましたが、2007年10月の郵政民営化に伴い解散していますので、このロゴがついたトミカは貴重かも知れませんね。

郵便車コレクションオリジナルトミカ08

●日産ディーゼルビッグサム高速道専用車

レギュラーセットとは荷台のラベル違いとなっていました。基本的には同じデザインですが、レギュラーセットの「郵 〒 便」から「高速 〒 郵便」に変更、ゆうパックの赤ライン内に「日本全国スピード配達」の白色文字が追加されています。さらにラベル中央部に白色の長方形の中に「よくあさ10 時郵便」のロゴが描かれています。横断幕っぽい感じですが、高速郵便車に横断幕はあおられてヤバそうですね(笑)

郵便車コレクションオリジナルトミカ04
↑2003年10月発売のレギュラーセット

品 番 車 名
6-6-6Honda スーパーカブ配達用バイク
3-4-29トヨタ ハイエース 集配車
SP-24-未スズキキャリイ集配車
65-6-未日産ディーゼルビッグサム高速道専用車

レギュラーセットと比べると、タンポ印刷なども多くなっており、製造工程が増えていると思われますが、あくまでレギュラーセットの一部変更なので、特注品としては低コストで出来ると思われます。
当 時のレギュラーセットは1440円(当時の消費税5%込みで1512円)ですから、このセットとの差額は438円。当時のゆうパック料金は60サイズが県 内で600円、持ち込み割引の100円を引いても500円、ふるさと小包扱いなので送料はさらに安いとは思いますが、特注セットとしてはかなりリーズナブ ルな価格設定ではないでしょうか。
ただ、名古屋市民からは「近くだから買いに行けば送料は掛からないだろう」という声も聞こえそうですが、あくまで「ふるさと小包」なので郵送されるのは仕方がないところでしょうね(笑)
この後、名古屋の郵便局の企画は第4弾まで続く事になります。

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