東京ディズニーリゾート特注トミカ2021(2)

東京ディズニーリゾート2021(2)

2022年02月10日

2021年に東京ディズニーリゾートで新たに発売されたトミカを2回に分けてご紹介したいと思います。
2021年も新型コロナウイルスの蔓延に伴い、東京ディズニーリゾートも大きな影響を受けました。
臨時休園こそなかったものの、入園制限やイベントの中止や縮小といった感染対策を考慮した営業体制となりました。
グッズのトミカも例年と比べると少ない24種類の発売となり、新型コロナウイルスの影響がまだまだ大きい年となりました。
第2回目は10月から12月に発売された12種類のトミカ達です。

10月14日には「クラブマウスビート」のトミカが発売されました。
●ミッキーのロードスタークラブマウスビート

2021年7月2日より東京ディズニーランドのトゥモローランドにある屋外劇場「ショーベース」で行われているエンターテイメントプログラム「クラブマウスビート」のトミカが登場。車体にはショーに登場するミッキーなどが描かれています。
定価は1300円(税込)でした。

同じく10月14日にはミッキーの誕生日を記念したトミカが登場しました。
●ミッキーマウスの車(ハッピーバースデー)

2015 年から発売が続くミッキー＆ミニーのスクリーンデビューをお祝いするトミカですが、2019年からは誕生日を祝いするグッズとなりました。2020年は発売がありませんでしたが、2021年はミッキーのみでフィギュアが付属するライドオンタイプとなりました。定価は1800円(税込)でした。

因みにミッキーの初めての映画「蒸気船ウィリー」の公開日が1928年11月18日である事から、この日をミッキーとミニーの誕生日とするのだそうです。

11月3日には「インディージョーンズ・アドベンチャー」のトミカが発売されました。
●インディージョーンズ・アドベンチャー：クリスタルスカルの魔宮

ディズニーシーのロストリバーデルタにあるアトラクション「インディー・ジョーンズ・アドベンチャー：クリスタルスカルの魔宮」のオフロード型のライドのトミカ化です。定価は1300円(税込)でした。

このライドには特に名前はないようで、トミカの箱にも名前の表記はありません。実車に忠実に4人×3列で12席がしっかりと再現されてます。実車は汚れが結構ついた感じなので、ここはウェザリング塗装でリアル感を出して欲しかったところですね。
因みみ実車には色が何色か有るようで、グリーン系の他にベージュ系も有るようなので、トミカでもカラーバリエーションを期待したいところです。

11月8日には恒例のクリスマス仕様のトミカが発売されました。
●リゾートクルーザー Festive Winter
●オムニバス CHRISTMAS2021
●トランジットスチーマーライン CHRISTMAS2021

2020年はディズニーリゾートのクリスマスイベントが中止となりましたが、2021年は規模を縮小して2021年11月9日～12月25日に開催されました。
クリスマスバージョンはトミカ初のイベントグッズとして2007年の登場以来毎年発売が続きていましたが、2020年はイベント中止に伴いトミカの発売がありませんでした。2年ぶりとなるクリスマスバージョンは3種体制で発売されました。定価は各1300円(税込)でした。
いずれも定番の起用で、両パーク共通のリゾートクルーザー、ランドのオムニバス、シーのトランジットスチーマーラインというラインナップでした。

11月10日にはエレクトリカル・パレードのトミカが発売されました。
●カボチャの馬車(エレクトリカル・パレード)

東京ディズニーランドの夜を、光とディズニーミュージックで美しく彩る「エレクトリカル・パレード・ドリームライツ」、そのフロートを再現したトミカが登場しました。フロートのトミカは2017年8月発売の「ミッキーのドリームライツ・トレイン」に続く2作目ですね。
実際のカボチャの馬車のフロートは2頭の馬に引かれていますが、トミカは馬車のみの再現なのは仕方がないところですね。光かがやくとまではいきませんが、電飾の雰囲気は出ているのではないでしょうか。定価は1600円(税別)でした。

ディズニーリゾートは新型コロナウイルスの感染症対策として2020年2月29日～6月30日まで臨時休園を余儀なくされました。同パレードも休園中はもちろんですが、臨時休園明けの7月1日以降も開催中止が続いており、2021年11月1日におよそ1年8ヶ月ぶりに再開を果たしました。感染防止対策から出演者の人数を減らすなどプログラムを一部変更しての再開となりました。
トミカはこの再開に合わせての発売だったんでしょうね。

12月1日にはニューイヤー関連のトミカが発売されました。
●リゾートクルーザー 2022 SPECIAL VERSION

ディズニーのカウントダウン&ニューイヤーイベント「ニューイヤーズ・イヴ」は、新型コロナウイルス感染症対策として、2020～2021に続いて2021～2022も中止になってしまいましたが、トミカなどのグッズだけは発売されました。
例年年末に発売されるトミカのSPECIAL VERSIONは、「ニューイヤーズ・イヴ」向けのグッズで、2022年はダルマの絵柄や「寅年」と漢字表記するなど和のテイストでまとめられたリゾートクルーザーとなっていました。
定価は1300円(税込)でした。

同じく12月1日にはミニーのスタイルスタジオのウインターバージョンのトミカが発売されました。
●ミニーのコンバーティブル
　　　ミニーのスタイルスタジオ(ウインターバージョン)

12月1日からミニーのスタイルスタジオの衣装が冬服になるのにともなって、トミカも冬バージョンが発売されました。
ミニーのコートをモチーフにしたブルーのボディにチェック柄、ホワイトリボンタイヤは白のブーツをイメージしたものでしょう。定価は1300円(税込)でした。

同じく12月1日にはソアリン：ファンタスティック・フライトのトミカが発売されました。
●ドリームフライヤー(ソアリン：ファンタスティック・フライト)

東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーに2019年7月23日グランドオープンしたフライトシミュレーター型アトラクション「ソアリン：ファンタスティック・フライト」の空飛ぶ乗り物「ドリームフライヤー」がトミカになって登場しました。定価は1300円(税込)でした。
ただし、実際のライドはシアター型で、1シアターの定員は87名と巨大なものです。椅子は1列に10人程が座れる長いもので、翼や車輪などはついていません。
トミカはこのアトラクションのストーリーに登場する空飛ぶ乗り物「ドリームフライヤー」を再現したもので、その姿は館内の壁画などで見ることが出来ます。

12月15日には魅惑のチキルームのトミカが発売されました。
●スティッチのホバークラフト

東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにあるアトラクション「魅惑のチキルーム：スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ！”」の前にある(墜落している)宇宙船がモデルとなっています。
トミカはライドオンタイプで、ホバークラフト(宇宙船)とスティッチのフィギュアがセットになっていて、定価は1600円(税込)でした。

12月22日にはニューイヤー関連のトミカが発売されました。
●ミッドタウンキャブ 2022　SPECIAL VERSION

12月1日発売の「リゾートクルーザー 2022 SPECIAL VERSION」と同じく「ニューイヤーズ・イヴ」向けのグッズですが、何故か発売日が異なってました。
車体にはトイストーリーの文字や絵柄がプリントされています。車種はミッドタウンキャブなので、ディズニーシー向けの商品という事でしょう。
定価は1300円(税込)でした。

シリーズ	商　品　名	発売日
ヴィークルコレクション	ミッキーのロードスター (クラブマウスビート)	2021/10/14
ハッピーバースデー	ミッキーマウスの車	2021/10/14
ヴィークルコレクション(定番)	インディージョーンズ・アドベンチャー：クリスタルスカルの魔宮	2021/11/03
クリスマス2021	リゾートクルーザー	2021/11/08
	オムニバス
	トランジットスチーマーライン
ヴィークルコレクション	カボチャの馬車 (エレクトリカル・パレード)	2021/11/10
2022　SPECIAL VERSION	リゾートクルーザー	2021/12/01
ミニーのスタイルスタジオ	ミニーのコンバーティブル (ウインターver.)
ヴィークルコレクション(定番)	ドリームフライヤーソアリン：ファンタスティック・フライト
ヴィークルコレクション(定番)	スティッチのホバークラフト	2021/12/12
2022　SPECIAL VERSION	ミッドタウンキャブ	2021/12/22

東京ディズニーリゾートの2021年は、コロナ禍ながらも政府の対応や感染防止対策の確立などもあって、前年のような臨時休園といった事態は避けられました。それでも入場制限など多くの制約の中での運営には限界があるようで、2期連続での赤字という厳しい結果になりました。
そんな中、例年と比べると数はかなり少ないものの、トミカの発売はトミカファン、ディズニーファンを笑顔にしてくれたと思います。
コロナに負けないためにも、どんな時も夢を忘れない、そんな気持ちが大切なのではないでしょうか。

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