2013年からお正月向け商品として、「日本らしさ」、「お正月らしさ」をコンセプトとした「初春トミカ」シリーズが展開されています。販売方法は中身が判らない「ブラインドボックス」形式となっていました。 今回はそんな「初春トミカ」シリーズの第1弾となる「福々トミカ」を振り返ってみたいと思います。
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「福々トミカ」は2013年12月27日の発売で全6種、定価は各600円(税別)となっていました。販売目標は3万5000個との事です。 ブラインドボックス形式なので箱は全て共通で、トミカの標準箱を箱を2個並べたサイズとなっています。 さらに箱の耳の部分がおみくじになっており、「大吉」「中吉」「小吉」の3種類がプリントされていました。因みに「凶」はありませんのでご安心下さい(笑) 箱にはトミカ1台と台紙が入っており、お正月飾りとしてトミカを飾れるようになっていました。 トミカはマット仕上げの和風置き物をイメージしたような艶消し塗装となっていました。
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●福猫(招き猫) 三菱 i-MiEV 福を招くとされる「招き猫」をイメージした黒色のボディで、左右ドアには金色で「福」の文字がプリントされています。目が吊り上がっているですこし怖い印象ですね(笑)。 台紙は赤色で「招き猫」の絵柄と、金文字で「福猫」「幸運招福」とプリントされています。
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●福魚(鯛) ダイハツ ミゼット 「めでたい」に通ずる「鯛」をイメージした朱赤のボディにオレンジ色の幌、幌には金色で「めで鯛」とプリントされています。 台紙は黒色で「鯛」の絵柄と、金文字で「福魚」「御目出鯛」とプリントされています。
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●福犬(犬張り子) ダイハツ ムーブ 子どもの魔除けとされる「犬張り子」をイメージした白を基調としたデザインで、ボディサイドには「寿」の文字がプリントされています。 台紙は赤色で「犬張り子」の絵柄と、金文字で「福犬」「成長祈願」とプリントされています。
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●福達磨(達磨) スズキ スイフト 商売繁盛や大願成就の縁起物の達磨をイメージした朱赤を基調としたデザインで、左右ドアには金色で「福」の文字がプリントされています。 台紙は黒色で「だるま」の絵柄と、金文字で「福達磨」「祈願成就」とプリントされています。
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●福獅子(獅子舞) スズキ エブリイ 悪魔祓いや五穀豊穣などを願って舞われる「獅子舞」をイメージしたデザインで、フロントは獅子の顔、リアは緑地に風車柄の獅子幕をイメージしたものとなっています。 台紙は赤色で「獅子舞」の絵柄と、金文字で「福獅子」「無病息災」とプリントされています。
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●●福牛(赤べこ) スバル R1 子どものお守りといわれる「赤べこ」をイメージした朱赤基調のボディで、左右ドアには金色で「幸」の文字がプリントされています。 台紙は黒色で「赤べこ」の絵柄と、金文字で「福牛」「災難除け」とプリントされています。
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品 番 |
ベース車名 | 仕 様 |
117-5-未 | 三菱 i-MiEV | 招き猫 | 62-5-未 | ダイハツ ミゼット | 鯛 | 32-9-未 | ダイハツ ムーブ | 犬張り子 | 36-7-未 | スズキ スイフト | 達磨 | 68-3-未 | スズキ エブリイ | 獅子舞 | 111-4-未 | スバル R1 | 赤べこ |
車種は6台中5台が軽自動車、残り1台もコンパクトカーとなっています。あえて小ぶりなトミカをセレクトしたのでしょうか。それはさておき、トミ
カ全体で何かをイメージ出来るようなデザインを和のテイストで再現するのは面白いですね。今話題の「鬼滅の刃トミカ」の源流も、この辺にあるのかも知れま
せんね。
ところで、お正月向けのトミカは過去にも2001年発売の「おたのしみボックス」、2002年~2004年発売の「はつゆめトミ
カ」、2010年発売の「初春トミカ」、2011年発売の「頌春トミカ」、2012年発売の「慶春トミカ」などが有りますが、タカラトミーでは今回の「福
々トミカ」からを新春トミカシリーズと位置付けています。今回の記事もそれに従った内容とさせて頂きました。
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