フジテレビ中継車
2021年05月06日

フジテレビ中継車トミカ01

東京お台場に本社を置くフジテレビが2009年11月中旬頃に中継車のトミカを特注しました。
特に発売予告もなかったと思いますが、いつの間にか店頭に並んでいたようで、当時お仲間が東京駅1番街の東京キャラクターストリートにある「フジテレビショップ(現フジテレビショップ フジさん)」で見つけた事によってこのトミカの存在を知る事になりました。
しかし、在庫が少なく直ぐに完売してしまい、再入荷は未定との事で焦りましたが、お台場のフジテレビ本社の「フジテレビショップ」でも販売している事が判りひと安心。
その後、通販の「フジテレビe!ショップ」や東名高速海老名サービスエリアのフジテレビショップなどでも販売されました。当時の定価は900円(税別)でした。

フジテレビ中継車トミカ02
フジテレビ中継車トミカ03

さて、トミカは42-4 衛星通信車をベースに、オールタンポでフジテレビの報道中継車を再現しています。
パラボラアンテナにもフジサンケイグループの「目玉マーク」がタンポ印刷されているのはグッドジョブですね。
箱はカラー印刷の専用箱が用意されていました。

フジテレビ中継車トミカ04
フジテレビ中継車トミカ05

実車の塗色から見てCX-101/SRV1号車を再現していると思われますが、箱の表記からもこれが裏付けられます。
ところがよく見ると、なぜかトミカにはFNN CX-111、SRV-3とタンポ印刷があります。
当 時フジテレビには7代目キャンターベースの報道中継車が複数台有ったようで、その中にSRV-1/CX-101(ナンバー品川830 ぬ・101)とSRV-3(ナンバー品川800 む・111)が存在します。SRV-3はCX-〇〇の表示が有りませんが、ナンバーが111なので恐らくCX-111に該当するのではないかと思われま す。
トミカはSRV-1/CX-101とSRV-3/(CX111)がごちゃ混ぜになった感じですね。
すなわち箱の表記とボディの塗色はSRV-1/CX-101、車体の番号はSRV-3/(CX111)という事になります。
架空の仕様ならわざわざ箱にCX-101とは書かないでしょうから、ミスの可能性が高いでしょうね。

フジテレビ中継車トミカ06

品番 車  名ベース車名
42-4-未フジテレビ中継車 FNN CX-101衛星通信車

それにしても自社の中継車を特注していながら、こんなミスとはビックリですね。発売されるまで誰も気が付かなかったのでしょうか?
タカラ時代の製品ですが、2002年に発売されたチョロQの「フジテレビジョン中継車 FNN CX-101」はボディのタンポはちゃんとCX-101になっているのにね(笑)

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