日本の軽自動車の歴史は1949年に始まりましたが、当初は色々な面で優遇されていたものの、車両の規格が厳しく参入するメーカーがない状況でした。 1951年に規格が改正されて排気量がそれまでの300ccから360ccまで拡大された事で、いよいよ軽自動車が実用の域に達する事になります。それでもまだまだ高価なもので普及には時間がかかりました。 1958年にはスバル360が発売され、いよいよ軽自動車が本格的に普及の兆しを見せ始めます。 トミカが発売された1970年には、軽自動車も単なる実用車からスポーツ志向の高性能モデルや本格的なオフロードモデルが登場するなど、なかなか侮れない存在になって来ました。 トミカでも1971年にはスバルR-2とホンダNIII360、ホンダTN360(3種類)が登場、1972年にはバモスホンダ、1980年にはミゼットとキャリイ(3種類)が発売され、常に軽自動車がラインアップされるようになります。
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