ダックス リトル
2020年10月22日

ダックスリトルロンドンバス00

「ダックスリトル(DAKS Little)」は今年(2020年)で創業126年を迎える英国の服飾ブランド「ダックス(DAKS)」が展開する子供服ブランドです。
日本では2006年に株式会社ナイガイが国内での販売を開始、全国に店舗を展開していました。
そのダックスリトルのお店で2007年の春〜夏頃に行っていたキャンペーンで配布されたのがロンドンバスのトミカでした。
詳細は失念してしまいましたが、設定金額以上の購入だったか、指定の商品の購入だったかでトミカをプレゼントするという物だったと思います。
確か1万円〜2万円程の買い物が必要だったような…

ダックスリトルロンドンバス01

トミカは95-3のロンドンバスをベースに、ボディカラーはロンドンバスの定番の赤色で、ルーフには「DAKSLittle」のロゴがタンポ印刷されていました。
両サイドはラベル仕上げで、ダックスを象徴するハウスチェック、DAKSクレスト(紋章)やロゴが描かれていました。
英国のブランドなだけに、ロンドンバスが良く似合っていますね。


ダックスリトルロンドンバス02

箱はダックスリトルのロゴやDAKSクレストが描かれた専用の箱が用意されていました。
裏面には「企画元:株式会社ナイガイ/ダックスリトル」と書かれています。「非売品」との記述は有りませんが、発売元となっていない事から販売品ではない 事が窺われます。
ところで箱にはひとつ気になる事が有ります。それはトミカの写真のハウスチェックが実物と全然違う事 です。当初は箱絵のようなデザインにする予定だったのですかね?


品 番 品 名 ベース車両
95-3-未 ダックス リトル ロンドンバス ロンドンバス

当時、ちょうど子供服を着るような子供がおりましたが、地元にお店がなかったので… じゃなくて流石に高級子供服には手が出せませんでした(笑)
結局トミカは数年後に某オークションで入手しました。

その後ダックスリトルは国内正規販売から撤退してしまいましたが、当時ナイガイは経営の変革を模索しており、取り扱いブランドの整理を進める一方で、 ダックスリトルを新たな攻勢の目玉と位置付けていたようです。 トミカまで特注してかなり力を入れていた事が分りますが、結局事業としては軌道に乗せる事が出来なかったようです。 真偽は判りませんが2008年に早くも撤退したとの記述も有りました。
そう思ってみると、まさに幻のトミカと言えるかも知れませんね。

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