NTTドコモ
2020年09月24日

NTTドコモ特注トミカ0

今さら説明の必要はないでしょうが、NTTドコモは日本電信電話株式会社がら分離して出来た日 本最大の移動体通信事業者で、主に携帯電話のサービスを提供しています。
そのNTTドコモが2度に渡ってトミカを特注しています。

NTTドコモ特注トミカ02
NTTドコモ特注トミカ03

●NTTドコ モ移動基地局車

NTTドコモのショッピングサイト「dショッピング」で2017年3月1日に発売されました。オープン価格となっていましたが販売価格は880円(税込) となっていたので、これが事実上の定価でしょう。
3月1日の販売開始時には300台が用意されましたが、一瞬にして完売、3月4日に1400台が追加販売されましたが、こちらも2時間で完売。
当初は入手が難しいのかと思われましたが、その後も在庫の追加、更にはトミカの再生産もされて最近まで販売が続きました。

トミカは42-4 衛星通信車がベースで、白ボディ/アイボリー荷台にドコモのロゴが入るというシンプルなデザイン。実車をモデルにしたものなので仕方が ないのですが、フロントグリルの着色も無いのは少し寂しい感じがします。
モデルになった実車がいすゞエルフベースだったのに対して、トミカは三菱キャンターベースなので、フロントグリルを着色するとイメージが異なってし まうという事情が有ったのかも知れませんね。それとも単なるコストの問題なのかな(笑)
箱は白色基調の専用のものが用意されていました。

このトミカの企画にあたって、
NTTドコモの移 動基地局車の事や災害時の取組みについて多くの人の知って欲しいと言う思いが有ったとの担当者の弁。
そのためにトミカには移動基地局車と災害時の取組みが記されたチラシが同梱されています。
目に見えない所で通信を支える縁の下の力持ち、移動基地局車の周知がこのトミカによって多少なりとも広まれば良いですね。

NTTドコモ特注トミカ04

このトミカの企画にあたって、NTTドコモの移 動基地局車の事や災害時の取組みについて多くの人の知って欲しいと言う思いが有ったとの担当者の弁。
そのためにトミカには移動基地局車と災害時の取組みが記されたチラシが同梱されています。
移動基地局車は 目に見えない所で通信を支える縁の下の力持ち、このトミカによって多少なりとも知名度が上がると良いですね。

NTTドコモ特注トミカ05
NTTドコモ特注トミカ06

●NTTドコモ 5Gデモバス

2019年9月頃から5Gの説明会などで配布されているようですが、詳細は不明。
また、NTTドコモの法人向け「ビジどこ会員」限定で、このトミカが30台プレゼントされるという企画が確認されいます。因みに応募期間は3019年
9 月19日〜30日となっていました。

モデルとなった5Gデモバスは2018年4月から運用されている車両で、バスと名乗っていますがトラックベースの車両です。フロントマスクを見ればいすゞ ギガベースで有る事が判ります。車内には前面7K+左右側面3Kの大きなスクリーンと5.1chの音響装置を搭載、5Gを生かした高臨場感と没入感のある 仮想空間を体験出来るようになっています。


トミカは101-6 いすゞ ギガ ダンプカーをベースに、荷台部分を載せ替えた仕様となっていました。
荷台は69-6 水族館トラックのパーツを流用していますが、ベース部分は新規に作られたものとなっています。荷台の前側は恐らくハメコミですが、後ろ側はダンプの支点にピンで固定するという構造になっています。
キャブと荷台左右はタンポ印刷、荷台上面と後面はラベル仕上げとなっています。
実際の車両とは異なり、キャブと荷台の間に隙間が出来ており、トラックそのものになっているのは残念ですね。

箱は専用のものが用意されていました。
裏面には「非売品」の記載はなく「販売元:NTTドコモ」となっ ていますが、今のところ一般販売はされていないようで、ノベルティとしての利用に限られているようです。

品 番 品 名 ベース車両
42-4-未NTTドコモ 移動基地局車衛星通信車
SP-194-1 NTTドコモ 5Gデモバス いすゞ ギガ ダンプカー

2台のNTTドコモの特注トミカ、移動基地局車は誰でも簡単に購入出来ましたが、5Gデモバスは入手が難しいものとなってしまいました。
5Gデモバスは通常の特注品とすれば最低でも6000台は有ると考えられます。しかしオークションやフリマサイトでも弾数が少ない状態が続いています。
新型コロナウイルスの影響もあって、説明会等のイベントも少なく、配布の機会が減っているのが影響してるのかも知れませんね。
早く普通の生活に戻りたいものです。

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