松江市交通局
2020年08月06日

松江市交通局特注トミカ01

島根県松江市は人口15万人ほどの市です。その市の交通局が運行する公営バスが松江市営バスです。
市の規模から察すと決して大きなバス事業者ではないと思われますが、2016年から立て続けにトミカを3回特注しています。

松江市交通局特注トミカ02

2016年7月21日発売 
●第1弾 松江市交通局バス いすゞエルガ

松江市交通局の他、松江テルサ・島根物産観光館・松江歴史館売店・なにわ一水・ぷらっと松江観光案内所で販売されました。
また通信販売も行われました。
当時の定価は1,000円(税込)で販売個数は6000個でした。
さて、トミカは2014年タカラトミー株主優待で登場したいすゞエルガを用いて、松江交通局が2014年度に導入した577号車を再現したものとなっていました。
因みに、実車はエルガの派生車種であるエルガミオのようです。


松江市交通局特注トミカ03

2017年9月19日発売 
●第2弾 松江市交通局バス(日野レインボーII)

9月18日に開催された「第8回バスまつり」で先行販売、9月19日より一般発売されました。
松江市交通局の他、島根物産館・城山観光案内所・カラコロ工房・松江テルサ・松江歴史館・なにわ一水で販売されました。
また通信販売(ひとり10台まで)も行われました。
当時の定価は1,000円(税込)で販売個数は6000個でした。

さ て、トミカのベースは第1弾同様いすゞエルガ(2014年タカラトミー株主優待で登場)ですが、エルガファミリーのエルガミオのOEM車である日野レイン ボーIIの再現となっています。実車は2015年度に配備した632号車で、島根市営バスに1台だけ有る限定カラーに塗られていますが、トミカはこの珍し い車両を再現したものとなっています。
エルガの特徴的な縦2灯の4灯式ヘッドライトを再現するため、トミカにはライトの上下を分けるモールドが有りますが、レインボーIIではヘッドライトが2灯式なので、モールドを無視して無理やり再現したものとなっていました。
裏板はエルガの車名がモールドされいましたが、レインボーIIの再現の為にモールドが削られて、車名は印刷での表示に変更されています。


松江市交通局特注トミカ04

2018年10月22日発売 
●第3弾 松江市交通局バス 日野レインボーII

10月20日に開催された「第9回バスまつり」で先行販売、10月22日より一般発売されました。
松江市交通局の他、島根物産館・城山観光案内所・カラコロ工房・松江テルサ・なにわ一水・松江歴史館で販売されました。
また通信販売当初10月24日からとアナウンスされていましたが、10月19日に突然販売が開始されました。実際に手に届くのは後になりますが、先行販売よりも早い販売となりました。
当時の定価は950円(税込)で販売個数は6000個でした。第1弾・第2弾より安いのは、方向幕やナンバープレートがタンポではなく添付ラベルになったからだと思われます。
さて、今回もベースは同じいすゞエルガの金型ですが、姉妹車の日野ブルーリボンIIを再現したものとなっていました。
モデルとなった実車は2017年度配備の733号車で、2016年から導入された新塗色となっており、トミカもこの塗色を再現してものとなっていました。
何と今回からはヘッドライトの金型が修正され、エルガの4灯式ヘッドライトの上下を分けるラインが潰されてフラットにされていました。


品番 品 名
SP-115-未 いすゞエルガ
SP-115-未日野レインボーII
SP-115-未日野ブルーリボンII

3年連続でトミカをリリースした公営バスも初めてだと思いますが、同じ金型で3車種を再現したのも凄い拘りを感じますね。
最終的には金型まで変更してしまうとは驚きを隠せません。
松江市交通局にはそれほどバス愛に満ちた担当者がいらっしゃるって事なんでしょうね。
そして箱には松江城と宍道湖の写真が載っていますから、松江愛にも満ちた方なんでしょうね。
なんだかそんな事を考えていると嬉しくなってきますね(^-^)


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