1970年の発売から30周年を迎えた2000年、春のミニトミカ博や夏の大トミカ博で大いに盛り上がりを見せましたが、秋以降も沢山の記念商品が発売されました。 そんな中のひとつが2000年12月に発売された「トミカくじ」でした。「めずらしいトミカが20種類!」と銘打ったワクワク感たっぷりの楽しい商品で、発売時期からしてお正月向け商品との位置づけだったと思われます。
大きなボックスの中にトミカが20台仕込まれており、好きな所の紙を破って中のトミカを取り出すという、昔懐かしい「チャンスボックス」型のくじとなっていました。 紙を破って最初に登場するのは、ビニール袋でパッケージされたトミカの箱です。この箱は通常のトミカと同じサイズ(大箱も有り)ながら、引き上げるための持ち手が付いているという親切設計! でもここではまだ車種は判りません。 上から見える箱は同じデザインです。まだまだワクワク感が続きます。 ビニールを破って箱を開封して、ようやくトミカとご対面! これだけ凝った作りながら定価は350円(税別)と、当時の通常品の360円(税別)より10円安いという価格設定、とてもお買い得感の高いものとなっていまいした。 実は箱の下面(持ち手の反対側)には1〜20の番号が振られており、この番号で中身が判るのですが、何番が何かは判らないのと、箱を破らないとこの番号は見られないので、結局この番号は不要でしたね(笑) と言いながら、その箱の番号順に中身を紹介して行きましょう。
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