踊る大捜査線トミカ

踊る大捜査線

2019年11月07日

かつてマスコミトミカがテレビ番組を題材としたシリーズを展開しましたが、その後も度々映画やテレビ番組とコラボしたトミカが発売されています。
今週は2003年に発売された「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ！　湾岸警察署配備車両コレクション」(以下、踊る大捜査線セット)を取り上げてみたいと思います。

踊る大捜査線セットは2003年7月19日に公開された映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ！」のコラボ商品として登場しました。映画の公開に合わせて公開同日の7月19日に全国の玩具店などで発売されました。定価は1200円(税別)

セットには日産マーチパトロールカーと日産スカイライン捜査用パトロールカー、湾岸所備品の看板が2枚が詰め合わされていました。

●日産マーチパトロールカー
劇中で織田裕二が扮する青島刑事が乗車するシーンもある、K12系マーチの白黒パンダのミニパトを再現。
フロントグリルの網目やその奥のウインカーも再現されており、通常品(84-6 日産マーチパトロールカー)と比べると、格段にディティールアップが図られています。
また、前後ナンバープレート「品川800 な 43-15」や、リアには踊る大捜査線のマスコットキャラクターである「湾岸くん」のステッカーも再現されています。
パトライトは通常品が丸型赤色ワイドランプなのに対し、こちらはV型赤色ランプと実車に忠実な仕様となっていました。
裏板には「踊る大捜査線©FUJI TELEVISON」と印刷されており、フジテレビが版権を持っている事が判ります。

●日産スカイライン捜査用パトロールカー
シルバーメタのV35スカイランの捜査車両の再現。劇中では織田裕二が扮する青島刑事が「レインボーブリッジ、封鎖できません！」と無線連絡する有名なシーンに出て来る車両です。
トミカは前後ナンバープレート「品川330 な 38-20」が再現されている他、リアコンビネーションランプが精密に着色されているのはグッジョブですね。
そしてワイドホイール(2Gホイール)がとってもカッコイイです。
裏板には「踊る大捜査線©FUJI TELEVISON」と印刷されており、フジテレビが版権を持っている事が判ります。

付属の看板は2枚ですが、両面にシールが貼ってあるので、全部で4種類のパターンがあります。
建物などと合わせて配置すると、それらしい雰囲気を出せるアイテムですね。

ギフト	品番	仕　様
G-533	84-6-未	日産マーチパトロールカー
G-533	8-5-10	日産スカイライン(V35)

今回、改めて2台のトミカをじっくり眺めましたが、細かい所まで良く再現されており、非常に秀逸な仕上がりだと再認識しました。
現在ではかなり安価で入手出来るようなので、未入手の方は一度手に取って見てはいかがでしょうか。

余談ですが、踊る大捜査線は1997年1月期の連続ドラマとして放送されたのが最初でしたが、翌1998年には映画化され、人気シリーズの地位を確立しました。
そして「レインボーブリッジを封鎖せよ！」は映画化第2弾となる作品で、日本の実写映画の興行収入ランキング第1位となりました。未だにその記録は破られていません(2019年10月末現在)。

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