つま恋2006
2019年06月20日

つま恋2006特注トミカ01

2006 年9月23日、静岡県掛川市のヤマハリゾートつま恋(現:つま恋リゾート 彩の郷)の多目的広場で『吉田拓郎&かぐや姫 Concert in つま恋 2006』(以下、つま恋2006)が開催されました。 1975年に同地で開催された伝説の元祖夏フェス『吉田拓郎・かぐや姫 コンサート インつま恋』(以下、つま恋1975)から実に31年ぶりの事でした。
コンサートは午後1時過ぎに始まり、午後9時30分過ぎまでの8時間半にもおよび、3万5千人(主催者発表)もの観客を心酔させました。
さて、このコンサートのグッズとしてトミカが登場しました。

つま恋2006特注トミカ02

トミカは「吉田拓郎&かぐや姫Concert in つま恋2006 オリジナルバスミニカー」と言うもので、6-2 いすゞボンネットバスをベースに、オールタンポでカラフルな塗装を施したものとなっていました。
発売元はコンサートやイベントの企画・制作を行う「株式会社エンジンネットワーク」(現:株式会社エネット)となっています。
9月23日のコンサートに先立ち、8月25日よりオフィシャルグッズの先行販売が開始され、トミカも通販での予約が可能となり、遠方のコレクターには朗報となりました。
販売は吉田拓郎のコンサート企画やグッズ販売を手掛けるハイクアウトで、9月10日までの申し込みで、コンサート直前の9月20までに発送するとアナウンスされました。
定価は2000円(税込)で送料が800円、当時としてはなかなか高価なトミカとなりました。
因みに特注数は4000台で、通販はひとり10台までと発表されていました。

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ところで何故ボンネットバスなのかと言えば、『つま恋1975』開催時に、若き日の拓郎やかぐや姫が乗ったボンネットバスのイラストが告知ポス ターなどに描かれていました。『つま恋2006』では、このイラストを元に31年後のメンバーを乗せたイラストが新たに描かれ、公式サイトなどに使われま した。
さらに、このイラストを元にコンサートPR用の実車が製作されました。
その車両は広島県福山市の福山自動車時計博物館所有の日野 BA14型(1958年式)でした。2006年にレストアが完成したばかりの元土佐電気鉄道の車両に、コンサートPR用のカラフルな塗装を施して 「TUMAGOI号」を製作、東京都内などをアドカーとして走らせました。また、コンサート会場にも展示され、往年のファンを楽しませてくれました。
このような経緯で『つま恋』と『ボンネットバス』には、31年の時の流れを繋ぐ深い縁が有った訳ですね。
因みに、現在も「つま恋カラー」のまま同博物館で動態保存されています。

品番 車名 ベース車名
6-2-未TSUMAGOI号いすゞ ボンネットバス タイプ

実車は日野でトミカはいすゞなので、なんちゃって仕様と言う事になりますが、カラーリングで十分に雰囲気は伝わりますね。オールタンポとは言え、正直私は当時のレベルでもお値段が高いと感じていました。
最近の特注トミカのレベルを見ると、やはり高かったなあと感じてしまいますが、コンサートグッズなのでアーティストの版権やプレミアム感も加わっての価格設定なんでしょうね。
そんな価格設定がネックになったからかどうかは判りませんが、通販での先行販売、コンサート会場での販売でも4000台は売り切れず、その後も暫くは通販が続いていたようです。当時はまだゆっくりとした時代でしたね(^-^)

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