以前、ディーラーのカラーサンプルと言うタイトルで、「日産キューブ」と「日産ティーダ」をご紹介をしましたが、今回はその時も少し触れていた「日産ノート」の話題です。
ノートは2005年に1月20日に発売された日産の小型車ですが、2009年になってトミカがカラーサンプルとして採用されました。 2009年7月15日には全国のディーラー向けに発売された他、日産オンラインショップでも販売されました。価格は8台セットで6,800円(税込)でした。
カラーサンプルとは別に、ディーラーが販促などに活用する為の販売だったようで、6月25日までディーラー向けに予約を募っていましたが、一般客でも部品扱いでの購入が可能でした。 ただし、販売数は150セットと少なかったようです。またディーラーによってはこのトミカの販売を把握していない所も多かったようで、全く話が通じない場合も有ったと聞きました。結果的に予約時点でハードルも高いものになってしまったようです。
発
売日の7月15日の15:00からは、日産オンラインショップでの販売が開始されましたが、ものの数分で完売してしまいました。予約し損ねたコレクターの
最後の頼みの綱も、あっと言う間に断ち切られてしまった形になりました。それもその筈、販売数は50セット程と非常に少ないものだったようです。 |
カラーは全8色で、スケールは1/60。ギミックはサスペンションと後部ドア開閉。裏板にはボディカラー名が印刷されていました。 7月18日には通常品22-5としてルミナスレッドのノートが発売されましたが、カラーサンプルの発売が数日早かったので分類上はSP品番が振られているはずです。
カ
ラーサンプルと通常品を比べると、ヘッドライトがカラーサンプルはクリアーパーツなのに対して通常品はメッキ仕上げ、またフロントグリルはカラーサンプル
がボディ同色なのに対し、通常品は銀タンポ仕上げと違いが見られます。さらに通常品はフォグランプ回りのタンポ類が省略、ハイマウントストップランプの着
色も省略されるなど、ディテールダウンされていました。 カラーサンプルはより実車に近い仕上がりになっていたようです。 因みに裏板はカラーサンプルはカラー名が印刷されているのに対し、通常品は箱番号の「NO.22」が印刷されていました。
※下の各写真の左がカラーサンプル、右が通常品 |
ボディカラー |
フランボワーズレッド |
ブルーターコイズ |
ルミナスレッド |
クリスタルライラック |
ホワイトパール |
ダイアモンドシルバー |
トワイライトグレー |
スーパーブラック |
このノートの予約販売は、事前には殆ど情報が出回っておらず、知る人ぞ知るような状況でした。しかも販売数はかなり少なかったようなので、予約すら厳しい状況だったと考えられます。 幸いにも私はトミカコレクターのお仲間からいち早く情報を得ていたので、地元の日産ディーラーの馴染みの営業さんにお願いして、無事に購入する事が出来ました。 トミカコレクションに於いて、お仲間がいかに大切かを改めて痛感させられたトミカとなりました。 コレクションは決して一人では出来ません。
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