東京オートサロン(6種アソート)
2011年11月03日


チュー ニングカーのモーターショーである「東京オートサロン」は、1983年に「エキサイティングカーショー」と言う名称で始りました。その後、1987年の第 5回ショーより「東京オートサロン」と名称を改めて現在に至ります。通常1月の第2金・土・日曜日に開催されており、チューニングカーの祭典とし定着して いるようです。

そんな「東京オートサロン」の出展車をモデル化したトミカが存在します。
そもそもは2005年4月2日に発売された「トミカくじVI オートサロン」が最初ですが、今回ご紹介するのは2006年1月26日に発売された6種アソートです。
尚、この6種アソートは東京オートサロン2006(2006年1月13日〜15日)の会場で先行販売されたようです。


●トラスト DMR エスティマ(TRUST DMR ESTIMA)

スポーツカー向けマフラーやサスペンションなどで有名なトラストが出展したエスティマのモデル化。
パールホワイトのボディサイドに、サスペンションをモチーフにしたイラストを大胆にデザイン。ランプ類も細かなタンポで再現。ホイールは1JS。


●トラスト グレッディ ヴィッツ(TRUST GReddy Vitz)

同じく株式会社トラストが出展したヴィッツのモデル化。
ブルーメタリックのボディサイドに、自社ブランド「GReddy」のロゴを配置。
バンパー下のグリルもタンポで再現。ホイールは1JS。


●ファブレス RX-8(FABULOUS RX-8)

ホイールやエアロパーツを手掛けるファブレスが出展したRX-8のモデル化。
ホワイトボディのサイドには大胆なグラフィック。ボンネットはカーボンを再現。
リアはマフラーまでもタンポで再現という凝りよう。ホイールは1JS。


●ブリッツ プリウス ハイブリッド ターボ(BLITZ Prlus Hybrid Turbo)

チューニングパーツでお馴染みにブリッツが出展したプリウスのモデル化。
シルバーメタのボディに自社のロゴなどをあしらったデザイン。
色数が少ないぶん派手さは控えめだが、良く見ると細かいタンポが光る。ホイールは1JS。
箱の車名のHybridがHibridになっているのはご愛嬌(笑)
東京オートサロン2005 カスタムカーコンテスト コンセプトカー部門「優秀賞」受賞車。


●5ZIGEN プロレーサー エアロ オデッセイ(5ZIGEN Proracer Aero Odyssey)

マフラーやホイールなどを手掛ける5ZIGENが出展したオデッセイのモデル化。
ブラックボディに赤いストライプの渋いデザイン。ブルーのヘッドライトやウインドウへの文字のタンポなど、小技もたっぷりの仕上がり。ホイールは1JS。


●クレンツェ セルシオ(Kranze CELSIOR)

ホイールで有名なウェッズが出展したセルシオのモデル化。
ウェッズのハイエンドホイールブランドである「クレンツェ」を冠したセルシオは、派手さはないものの、難しい部分へのタンポなどなかなかの力作。ホイールは1JS。
東京オートサロン2005 カスタムカーコンテスト セダン部門「最優秀賞」受賞車。

品 番 ベース 車 名
99-5-未 トヨタ エスティマ TRUST DMR ESTIMA
110-3-未 トヨタ ヴィッツ TRUST GReddy Vitz
96-5-未 マツダ RX-8 FABULOUS RX-8
106-4-未 トヨタ プリウス BLITZ Prlus Hybrid Turbo
46-6-9 Honda オデッセイ 5ZIGEN Proracer Aero Odyssey
17-7-17 トヨタ セルシオ Kranze CELSIOR

この6台は2006年のオートサロンの直後に発売になっていますが、モデルになった車両は前年のオートサロン2005のものだったようです。
因にトミカくじVIは更に前年のオートサロン2004の車両のようです。

な かなか細かいタンポが光るトミカ達ですが、こういったチューニングカーの再現ではやはりホイールがネックになりますね。1Jホイールという105-1 シグマMC74マツダの初期モデルが履いていたホイールを起用して、深リムを再現したのはアイデアですが、やはり正直物足りない…
しかし、トミカとしてはかなり頑張ったとも思いますね(笑)