今週は、モータースポーツでもお馴染みのタイヤメーカーであるダンロップが特注したトミカの話題です。

ダンロップは2001年から2003年にかけて3台の特注トミカをリリースしています。
最初に出たのはR34スカイラインGT-Rでしたが、ダンロップのHPでアンケートに答えると、抽選でこのトミカが当ると言うキャンペーンによって、存在が明らかになりました。このキャンペーンはトミカの公式ファンクラブサイトに紹介されたので広く知れ渡ったと思います。

このキャンペーンは、2001年8月1日から9月30日まで実施され、ダンロップのHPのアンケートに答えて応募すると、各月50名で合計100名にトミカが当ると言うものでした。100名と言う非常に狭き門でしたので、私も見事に外れたのは言うまでもありません(笑)

トミカはオールタンポで、かなり手の込んだもので、非常に良い仕上がりでした。箱はクリアケースで、専用の台紙が入っていました。

その後、ダンロップの販売店で販促品として使われたようですが、メーカーからの無償配布ではなく、販売店が購入するという形態だったようです。一般には販売しなかったので非売品と言う事になりましょうか。
このスカイラインは当時から市場での弾数も少なく、どうも生産数は少なめのようです。

2002年の春頃には新たなトミカが登場します。車種はオデッセイでした。こちらもオールタンポですが、モノトーン調のなかなか渋いものとなっていました。ケースはクリアケースに専用台紙付き。

更に、2003年の春頃にはフィットも登場します。こちらもオールタンポですが、ウインドシェードのみラベル添付となっていました。こちらもかなり手の込んだタンポで良い仕上がりとなっていました。ケースはクリアケースに専用台紙付き。

このオデッセイもフィットもスカイラインと同様に販促品として販売店が買い取る形態だったようです。スカイラインと比べると市場での弾数は多いと思いますが、当時は発注した販売店が少なかったようです。何れにしても非売品なので、入手はなかなか大変には違い有りません。

実はこの3台、デザインは当時のダンロップのデモカーを模したもののようです。どうりでかなり凝ったデザインな訳ですね。