今週は「武蔵野銀行」が特注したトミカの話題です。

武蔵野銀行は埼玉県を中心に店舗を展開する地方銀行ですが、2001年4月2日から6月29日まで行われた「ドリーム21・ポケットマネー・ウェルカム・キャンペーン」の景品としてトミカを特注しています。車種は、日産スカイラインGT-R(R34)と日野ドルフィンダンプの2種類でした。

キャンペーン期間中に、武蔵野銀行に普通預金口座をお持ちの方が、むさしのポイントサービス「ポケットマネー」に申込みをする事が条件で、先着55,000名様に携帯ストラップかトミカ1台をプレゼントすると言うものでした。トミカが各何台ずつ配布されたのかは不明。

さて景品のトミカですが、ワインレッドメタのR34はボンネットに黒タンポ、緑メタのドルフィンダンプはキャビンのルーフに白タンポで、それぞれリトルボブドッグと言うキャラクターのイラストが描かれていました。
リトルボブドッグとは、1990年より武蔵野銀行のイメージキャラクターとして使われている犬のキャラクターですが、何となくミッキーマウスっぽい感じに見えるのは私だけでしょうか(笑)
箱は双方ともオリジナルのものが奢られており、なかなか力の入ったキャンペーンだったようです。

普通預金口座を持っていない人でも、その場で口座を開設し、同時にポケットマネーを申込めばトミカが貰えたので、トミカの為だけに口座を開設した方も多かったのではないでしょうか？
ただ、どちらか1台しか貰えなかったので、家族や知り合いにも口座を開設させたりと、コレクターも大変ですね。もっとも、埼玉県から遠い地域ではお手上げです。

それにしても、銀行がトミカを特注したと言う例は、他には無いのではないでしょうか？