皆さんもお正月には沢山の年賀状を受取られた事と思いますが、今週ご紹介のトミカは、なんとそのまま郵便物として送れるトミカです。

「トミカ ギフトカード」と名付けられたこのトミカは、2003年のゴールデンウィークに開催された大阪トミカ博と東京プラレール博で登場しました。定価は630円(税込)
その後、1年程各地のトミカ博などのイベントで販売されたようです。

さて、この「トミカ ギフトカード」ですが、メッセージを書き込むカードの真ん中に四角い穴が開いており、そこに厚さ3cm程のケースにトミカが仕込まれているという、大胆な企画でした。更にトミカの荷台にも名前が書き込めるようになっているという芸の細かさ！
仕込まれるトミカは67-6 スバルサンバー郵便車。郵便車仕様だけに通常品との差異は少なく、荷台ラベルとドアタンポが異なる程度となっていました。

カードにメッセージを書き終わったら両面テープをはがし、しっかりと貼付けて切手を貼って投函するだけで、お手軽にトミカを送れると言う優れもの(笑)
しかし、これを本当に送った方ってどれくらい居たのでしょうか？
その後、このような企画は有りませんので、あまり売れ行きは良く無かったんでしょうね。
企画は面白いと思いますが、実用性と価格の高さが問題だったのかも知れません。