このα(アルファ)システム搭載のトミカは、マグナムレスキューα(アルファ)
トミカシリーズと名付けられ、10月に3種、12月に2種の5種が発売されました。
プラキッズ付で714円。更なる値上げで、初期のこのシリーズの倍近くです。
さて、2002年7月に発売された核基地のマグナムパトレーラーですが、翌8月
には司令塔の隙間に指を挟んで怪我をすると言う事故が発生し、それを受けて
商品改良を行ったものの、改良前の製品で更に3件の事故が続いてしまいました。
そして、12月には不幸にも2歳児が指を切断すると言う事態に発展。事態を重く見た
メーカーが注意を促す告知をしたものの、その後間もなく自主回収を決定しました。
こういった経緯で、核基地を失ったマグナムレスキューシリーズは、急速に
萎んで行く結果となり、α(アルファ)トミカもこの5種で終わっています。
ところで、このα(アルファ)システム搭載のトミカの第1号は、2003年の
トミカ博入場記念のHonda NSX-Rで、春の大阪、夏の東京と、10月発売の
マグナムガーディアンに先行する形で配布されました。トミカ博会場では、
音声を楽しむ事が出来たようですが、自宅ではしばらくオアズケでした。