1998年も押し迫る12月、キーチェーントミカ(12種)がリリースされました。 かつて80年代にこのような形態のモデルがキーホルダーシリーズとして 販売されていましたが、まさにその再来とも言えるシリーズと言えましょう。
このシリーズは名前の通り、トミカにキーチェーンを取り付けて、 鍵などを付けたり、バッグにぶら下げたり出来るようになっています。 そのため、車体や裏板に1ケ所ないしは2ケ所の穴が開けられています。 例外としてビートルのみリアバンパーに取り付けられていて、穴が有りません。 カタログには「トミカといっしょにおでかけしよう!!」と書かれていますが、 しかし、重たいトミカをぶら下げるので、実用性はあまり無かったでしょうね。
トミカ自体はキーチェーン仕様だけのオリジナルカラーで塗られていましたが、 キーチェーンを付けてプラス120円の480円(税別)はちょっとお高かったようで、 そのせいかあまり人気はなく、結構売れ残っているお店も多かったようです。
ブリスターパックのみでの販売で、専用の釣り下げ用パネルも用意されていました。 パックの裏面には車種名の他にA〜Lの識別用のアルファベットが振られていました。
このシリーズの発売を記念して金ピカのキーチェーントミカが当たるキャンペーン も行われました。詳しくは以前の記事「お正月限定トミカ」で取り上げています。
その後、このシリーズは1999年6月頃にパート2が、2000年12月頃にパート3が 発売されました。各回12台ですから、総計36台もリリースされた事になります。