出光
2008年12月04日

今回ご紹介するのは石油元売大手の出光興産が特注したトミカです。
出光はこれまでタンクローリー3種と乗用車1種を特注しているようです。

最初のタンクローリーは11-2 日野セミトレーラートランスポートタンクで、
1988年頃にガソリンスタンド等で顧客に配られたようですが、詳しい事は不明。
出光オリジナル・ミニローリーと名付けられたトミカは、殆どがタンポで再現
されており、なかなかの仕上がりと思います。こちらは日本製となっています。

次に出たのは、2004年の暮れに実施されたキャンペーンで、専用申込用紙で
『出光カードまいどプラス』を申込むとトミカが貰えると言うものでした。
これは同年4月に発行を開始した、このカードの誕生を記念したキャンペーン
の一環で、ベースは57-3 ニッサンディーゼルタンクローリーでした。
赤白の出光カラーに、タンクのデザインはシールで再現されていました。
因にこのトミカ、一部ミニカーショップでも販売されたようです。

その1年後、2006年1月には再び日野セミトレーラートランスポートタンク
ベースの特注品をリリース。これも前年同様、専用申込用紙で『出光カード
まいどプラス』を作るとトミカが貰えると言うキャンペーン。トミカ自体は
初代の特注品とほぼ同じカラーリングですが、こちらのタンクはタンポでは
なくシールで仕上げられています。ちょっと初代と較べると見劣りしますね。
その後、このトミカがかなり余っていたのか、ネコパブリッシングが運営して
いる「ホビダス」というサイトのキャンペーンページから『出光カードまいど
プラス』を申込むと、先着1,500名にこのトミカがプレゼントされました。
その割にはこのトミカ、あまり見掛けないと思うのですが何故でしょう?

最後に乗用車の特注品ですが、1991年頃に出た17-5ベースのホンダシビック
です。これは1990年の全日本ツーリングカー選手権(通称グループA)の
出場車「出光MOTION無限シビック」を模した物でしたが、実車は4代目の
グランドシビックだったのに対し、トミカには4代目が無かったので3代目の
ワンダーシビックで代用していました。どうやら販売された物のようですが
詳細は不明。尚、このトミカはリストでは出光興産金沢特注となっています。
実は私もこのシビックは未入手です。どなたか余分にお持ちじゃないですか?

品 番 車 名 発売年 製造国 特注元
11-2-15 日野セミトレーラ
トランスポートタンク
1988年頃 日本製 出光興産
17-5-21 ホンダ シビック 1991年頃 出光興産金沢
57-3-未 ニッサンディーゼル
タンクローリー
2005年 中国製 出光興産
関東第一支店
11-2-29 日野セミトレーラ
トランスポートタンク
2006年 出光興産
関東第二支店