1999年に相次いで発売されて明治製菓とのコラボセット。
まず6月にはG-373「明治カールおらが村セット」が、
続いて8月にはG-378「明治お菓子なセット」が発売されました。
キャラトミカという位置付けですが、ちょっと異色な企画ですね。

カールセットは車種構成も人気のボンネットバスやミゼット、
初復刻となるキャトル　トラックとアメリカン　トラクターと
なかなか魅力的で、現在でも人気の高いセットとなっています。
カールおじさんなどのイラストは全てシールやラベルでの再現と
なっていますが、逆に言えば剥がす事が出来る訳ですね(笑)

さて、このカールですが日本初のスナック菓子として1968年に
デビューしてますから、トミカよりも少し歴史が長い事になります。
で、カールおじさんは1974年のデビューと言いますから、
まさにトミカと共に歴史を刻んで来た訳ですが、念願してたか
どうかは判りませんが、25年目の初コラボとなったようです。

一方、お菓子なセットは車種の選定は比較的順当な構成ですが、
なんとも可愛らしい仕上がりですね。ミルクチョコレートは
タンポ仕上げですが、それ以外はシールやラベル仕上げです。
4台ともそれぞれチョコレート菓子をデザインしていますが、
このどれもがトミカより先輩です。私の年齢でも懐かしい(笑)
ミルクチョコレートはなんと1926年と言いますから大正15年の
発売、マーブルチョコは1961年、チョコベビーは1965年、
アポロが1969年発売となっています。どれも歴史ありますね！
そんなお馴染みのデザインをあしらった4台のトミカの車たち、
子供から大人までニンマリしそうなセットとなったようです。