歴代トミカの中でも最も短命だったのは54-3ホンダ シティで、
発売時に「トミカ&ダンディ シティフェア」を開催して華々しいデビューを
飾ったものの、たったの5ヶ月で生産を終了しています。
これはトミカがデビューしたとほぼ同時に実車はターボが発売になり、
ノーマルシティは地味な存在となってしまい、急遽金型を改修してターボを
モデル化したためです。しかし、この短期間にもフェアなども有ったため、
通常品とギフトセットで10種類ものバリエーションを有しています。
2位以降は外国車シリーズが1988年に廃止になったのに伴う廃盤や、
レースカーが実車の変更などによって新型に切り替わったり、
空港シリーズの縮小などの要因で早々と引退に追い込まれています。
それにしても半年から1年程での廃盤、いくらなんでも早過ぎますよね。
生産数もおのずと少ない訳で、今となっては殆どの物が高額になっています。
命短いトミカは、コレクターにとっては恋しいトミカでも有るようです。
順位 |
番号 |
車 名 |
生産時期 |
生産期間 |
1 |
54-3 |
ホンダ シティ |
1982.09-1983.02 |
5ヶ月 |
2 |
F12-3 |
ランボルギーニ カウンタックLP500S |
1987.01-1988.01 |
1年 |
F14-3 |
ジャガーXJ-SグループA |
1987.10-1988.10 |
84-3 |
日産スカイライン レーシング |
1989.06-1990.06 |
3 |
099-1 |
日本航空 空調車 |
1975.06-1976.07 |
1年1ヶ月 |
040-2 |
日産スカイラインGTRレーシング(JECS) |
1992.06-1993.07 |