今週ご紹介するのは、トミカの可搬型収納ケース「トミカ アタッシュケース」です。
色々調べたのですが、この商品に関する情報が乏しく、発売年代や定価は不明です。
このアタッシュケースの表面の絵柄がカウンタックLP500Sなので、
1970年代後半の例のスーパーカーブームに乗じた商品だと容易に想像出来ます。
このカウンタックLP500Sは、トミカではF50-1として1978年に発売されており、
商品の説明が書かれた黄色い紙のトミーのロゴが旧ロゴである事からして、
1978年から81年の間に発売された物ではないかと考えられます。
同用途の可搬型ケース「フェアレディZケース」が1978年頃まで販売されていたので、
これに代わる商品として開発されたと考えると大体年代も合致しますね。
このケース、トミカ36台が収納出来ると書かれていますが、
上下に各16台ずつで32台、真ん中に4台で36台と言う事のようです。
しかし、ケースの厚みが6cmも無いので、背の高いトミカは収納出来ません。
写真のような背の低いスーパーカー等だと余裕で入りますね。
当時スーパーカーに夢中なトミカフリークは、購買意欲をそそられたかもしれませんね。
でもさすがに今は、写真の状態でふたを閉めて持ち歩こうとは思いませんよね(笑)