ハンディ立体マップ
2018年05月17日

ハンディ立体マップ01
ハンディ立体マップ02

A4サイズのバインダーを開くとマップに早変わりする「ハンディ立体マップ」シリーズは、2002年6月に2種類が登場、その後2種類が追加されて4種類体制で販売されました。持ち運びやすいサイズという事も有って、お子様の玩具としても人気を博し、10年以上に渡って販売されました。
また、このマップオリジナルのトミカが1台付属する事から、コレクターにも見逃せない商品となりました。
と言う事で、コレクターの気になる付属のトミカについて見て行きましょう。

ハンディ立体マップ03
ハンディ立体マップ04

2002年6月27日発売 定価1500円(税別)
●トヨタ ヴィッツ(ハンディ立体マップ まちへお買いもの)
ブルーメタリック、グレーシートのヴィッツが付属していました。
当初は中国製でスタート。時期は不明ですが、途中で
ボンネットのステーが変更されています。
【上の写真】
左:初期ボンネットステー
右:改良ボンネットステー

その後、2010年3月頃に生産国がベトナムに変わりました。
更に2011年8月頃には1Hホイールから車軸の太い10Dホイールに変更されています。
2014年頃まで販売されました。


ハンディ立体マップ05
ハンディ立体マップ06
ハンディ立体マップ07

2002年6月27日発売 定価1500円(税別)
●マツダ ボンゴ フレンディ(ハンディ立体マップ 山へドライブ)
白ボディにストライプが入ったボンゴが付属していました。
時期は不明ですが途中でルーフを引き上げる時に爪を掛ける窪みの形状が変更されています。
【上の写真】
上:初期の窪み
下:改良型窪み

ちょっと判り辛いですが、ルーフ下部についているテント部分の紫色のパーツの後部(リアウインドウ側)が、初期は紫色でしたが、途中から透明に変わり、リアウインドウ越しに2列目シートが見えるようになりました。こちらも時期は不明。
【上の写真】
左:初期紫色
右:改良型透明
山へドライブは最も短命で2007年頃までの販売でした。

ハンディ立体マップ08

2002年9月19日発売 定価1500円(税別)
●オフロードダンプ(ハンディ立体マップ 工事現場)
深緑色のオフロードダンプが付属していました。
荷台サイドには「トミカ建設」の文字が印刷されています。
カタログやパッケージの写真では、荷台の窪んだ部分にこの文字が印刷されていますが、実際には出っ張った部分に印刷されているものしか見た事が有りません。
当初は中国製でしたが、2009年6月頃にベトナム製に変更されました。
その後、2009年6月頃にはダンプの支点のピンが平型から丸型に変更されました。丸ピンでは差し込み方向に左右の2種類が確認されています。
その後、2010年11月頃に平ピンに戻っています。
2013年頃まで販売されました。

ハンディ立体マップ09

2003年1月30日発売 定価1500円(税別)
●三菱ふそう エアロスター(ハンディ立体マップ 駅前ロータリー)
白ボディにカラフルなタンポの「TOMICA BUS」仕様のエアロスターが付属していました。
当初は中国製でしたが、2010年3月頃にベトナム製に変更されました。
その後、2013年1月頃にはフロント運転席側に縦ラインの追加された最新ボディ・新裏板に変わっています。
因みに2012年に確認されているセカンドボディが存在するかは未確認です。2013年頃まで販売されました。

品番車 名ハンディ立体マップ
110-3-未トヨタ ヴィッツ中国製まちへお買いもの
110-3-未中国製ステー変更
110-3-未ベトナム製
110-3-未ベトナム製10Dホイール
23-5-13マツダボンゴフレンディ  山へドライブ
23-5-未窪み変更
テント後部透明
102-2-未オフロードダンプ中国製工事現場
102-2-未ベトナム製平ピン
102-2-未ベトナム製丸ピン
102-2-未ベトナム製丸ピン逆差し
93-5-未三菱ふそうエアロスター中国製駅前ロータリー
93-5-未ベトナム製
93-5-未ベトナム製/新金型

ハンディ立体マップシリーズも10年以上の長きに渡って販売されたため、付属のトミカも色々な違いが発生していました。しかしながら、全てのロットを確認出来る筈もなく、手に入れたものでの違いをご紹介しました。
まだまだ細かいバリエーションが存在するかも知れません(汗)