「スタンプショウ」は公益財団法人 日本郵趣協会の主催により、1977年から開催されている切手収集家向けのイベントです。 毎年4月〜5月頃に浅草の東京都立産業貿易センター台東館を会場に開催されています。 1999年のスタンプショウは、4月23日〜25日までの日程で開催され、自動車関係の切手の展示が有りました。 これは日本郵趣協会内の自動車部会が中心となり、同イベントの特別ブースで自動車をテーマにした切手約850枚と会員のミニカーコレクション約300台、車関係のグッズなどの展示が行われました。更にミニカーの即売会なども有ったようです。 切手とミニカーという、普段はあまり交流の無いと思われる趣味のコラボイベントとなったようです。 そしてなんと「スタンプショウ開催記念トミカ」が販売されていました。 |
モデルは「67-6 スバル サンバー郵便車」の通常品をベースに、運転席ルーフに「スタンプショウ'99 4月23〜25日」と白色でタンポが追加されていました。 箱は通常箱のままでしたから、一瞬見逃してしまいそうな特注品です。 特注元はスタンプショウの主催団体である「日本郵趣協会」ですが、箱やトミカには一切記載が有りません。 当時の販売価格は600円だったようですが、これは正確な数字かどうかは不明です。
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品 番 |
車 名 |
特注元 |
67-6-4 | スバルサンバー郵便車 | 日本郵趣協会 |
通常品にタンポを追加しただけのモデルなので、正規の特注品なのか二次加工品なのかは不明ですが、その後の市場の流通量の少なさを考えると、少量生産の二次加工品の可能性が高いかも知れませんね。 それにしても、歴史有るイベントの特注品の割には、あまり話題になる事もなく、ひっそりと販売された印象のトミカ、切手とミニカーの競演はミスマッチに終わってしまったのでしょうか?
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