ザ・イエロー・モンキー
2016年10月20日
再結成及び16年ぶりの全国ツアー、更にはNEWシングルリリースと、今話題の「THE YELLOW MONKEY(ザ・イエロー・モンキー)」(以下、イエモン)は、1988年に結成された日本のロックバンドです。
2001 年に活動を停止し、2004年には解散してしまいましたが、今年1月に再結成が発表されて、現在22万人を動員する全国ツアーを行っています。 ちょうど昨日(10月19日)、15年9カ月ぶりとなる25枚目のシングルがリリース。TBS「金曜ドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』の主題歌として話題沸騰!
そんなイエモンが、かつてコンサートグッズとしてトミカを販売しておりました。
アルバムの特典の非売品も登場しています。
いずれも1998年から2001年にかけての、極短期間に集中しての登場でした。
↑ Aタイプ:箱番号98
↑
Bタイプ:箱番号99
↑
Cタイプ:箱番号99
ホワイト・ヴァー ジョン
↑
Aタイプ:箱番号98の添付ラベル
●PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99
1998年4月から1999年3月まで全国113公演を敢行したイエモン最大のツアーで、公式グッズとして販売されたようです。
下記A〜Cの全部で3種類販売されました。定価は不明。
A:箱番号98
B:箱番号99
C:箱番号99 ホワイト・ヴァージョン
※箱正面右下に赤枠でホワイト・ヴァージョンの記載有り
ベースは何れも三菱ふそうスーパーグレートトラックで、AとBは黒ボディ、Cが白ボディとなっていました。
A〜Cには、それぞれラベルが8枚ずつ付属しており、ラベルの貼り替えで3種類のトラックを作る事が出来るようになっていました。
上の写真はAタイプの添付ラベルです。灰色ラベルとメンバー絵柄ラベルはA〜C共通でしたが、厄介な事に黒地のラベルはそれぞれ異なったものとなっていま した。
↑ Bタイプ:箱番号99の添付ラベル
↑
Cタイプ:箱番号99
ホワイト・ヴァージョンの添付ラベル
↓ 黒地荷台サイドラベル 左:Aタイプ「壱」、中:Bタイプ「弐」、右:Cタイプ「参」
↑ 黒地ラベル用の
荷台後部
及び
キャビンルーフ
ラベル
上:Aタイプ「壱号」
中:Bタイプ「弐号」
下:Cタイプ「参号」
↑ メンバー絵柄ラベル用の
荷台後部
及び
キャビンルーフ
ラベル
上:Aタイプ(A、B共通)
中:
Bタイプ(A、B共通)
下:Cタイプ(C タイプ専用)
黒地ラベルも一見同じように見えますが、実は違いがあるんです!
1番上のラベルは、四隅の〇の中に文字が書かれていますが、この文字がそれぞれ異なっています。
Aは「壱」、Bは「弐」、Cは「参」となっており、荷台後部用のラベルもこれと呼応するように「壱号」、「弐号」、「参号」となっています。
もう1枚の黒地ラベルは、当時の実車の写真から判断すると、メンバー絵柄ラベルと組み合わせると思われます。Cタイプの白ボディのみ、キャビンルーフも白 地のラベルが用意されています。
貼り方の指示が無いので、自由に貼るとバリエーションはかなりの数になりますが、基本的には黒ボディ黒ラベルの壱号車、弐号車、白ボディ黒ラベルの参号車 で3種類、
灰色ラベルで黒ボディと白ボディの2種類、メンバー絵柄ラベルで黒ボディと白ボディの2種類、合計7種類になるのではないでしょうか。
●SO ALIVE
1999年5月26日に発売されたライブアルバム「SO ALIVE」の特典として配布された非売品。
ミニカーマガジンに掲載されたバリエーションライブラリーによると「蔦屋レコード店・新曲キャンペーン販促品」との記載が有りますので、ツタヤ系列で配布 されたようですが、配布場所や配布数など詳細は不明です。
ベースは三菱ふそうスーパーグレートトラックで、箱絵とは異なって白ボディとなっていました。
●SPRING TOUR
2000年4月〜5月にかけて全国で10公演が行われたツアーで販売されました。
ベースは三菱ふそうスーパーグレートトラックで、白ボディに添付ラベルを貼るようになっていました。定価は不明。
●メカラ ウロコ・8
2001年1月に大阪ドームと東京ドームで行われたコンサートで販売されました。
ベースは三菱ふそうスーパーグレートトラックで、白ボディに添付ラベルを貼るようになっていました。定価は不明。
品番
ベース
ツアー等
ボディ
備考
7-4-20
三菱
ふそう
スーパー
グレート
トラック
PUNCH
DRUNKARD
TOUR
1998/99
黒
黒ラベル壱号車
7-4-23
黒ラベル弐号車
7-4-未
白
黒ラベル参号車
7-4-22
黒
灰色ラベル
7-4-未
白
7-4-未
黒
メンバー絵柄 ラベル
7-4-25
白
7-4-26
SO ALIVE
白
非売品
7-4-46
SPRING TOUR
7-4-48
メカラ ウロコ・8
イエモンのトミカは「PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99」の3台が最も厄介でした。リアルタイムの購入ではないので、リサイクルショップやオークションなのでの入手が主ですが、箱とラベルが合っ ていなかったり、絵柄混在でラベルが貼られていたり…
特に黒地荷台サイドラベルの「壱」・「弐」・「参」は、あまりに小さいので現物を見ても老眼の私には良く見えない(汗)
そして貼り方の指示が無いのが一番の困りものですね。どうやって貼るのが正解なのかも判らないのです…
でも、適当に貼ったら物凄いバリエーションになちゃうので、私なりに調べた結果、ここで紹介した7種類とする事にしました。
誰か正解教えて〜(笑)