日本自動車博物館は1978(昭和53)年11月にオープンした日本初の自動車博物館です。当初は富山県小矢部市の国道8号線沿いに有りましたが、道路拡幅に伴い1995年6月に石川県小松市に移転オープンしました。 同博物館は現在地に移って間もない頃から、多数のトミカを特注しています。 2回に渡って発売順に振り返って見たいと思います。 |
最初に発売されたのは1995年11月頃でした。 ●スバル 360 ●ダイハツ ミゼット
ベージュのスバル360は左右ドアに「日本自動車博物館」の黒色タンポ入り。 薄い水色のミゼットは、幌に「日本自動車博物館」の黒色タンポ入り。 箱はどちらも白箱だったようです。当時の定価は各700円(税別)でした。 |
第2回目はちょうど1年後の1996年11月頃でした。 ●トヨタ 2000GT ●ダイハツ ミゼット
トヨタ2000GTは金メッキ仕様と特別感漂うモデルでした。 濃い水色のミゼットは、幌に「日本自動車博物館」の紫色タンポ入り。 それぞれ専用の箱が用意されていました。当時の定価は各750円(税別)
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第3回目は前回から2ヶ月程経った1997年1月頃でした。 日本を代表するスポーツカーの名車が、一気に5台も登場しました。 ●フェアレディZ 432 ●マツダコスモスポーツカー ●スカイライン ハコスカ ●フェアレディ 240ZG ●スカイライン ケンメリ
Z432は朱赤、コスモはアイボリー、ハコスカはメタリックシルバー、240ZGはイエロー、ケンメリはメタリックシルバーに塗装されていました。 それぞれ専用の箱が用意されていました。当時の定価は各750円(税別)
第4回目は1997年4月頃にトミカダンディが3種類発売されました。 ・フェアレディZ432(赤) ・スカイライン ケンメリ(メタリックシルバー) ・トヨタ2000GT(白) こちらは未所有のため詳細不明。当時の定価は1,800円(税別)
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第5回目は1997年5月頃でした。 ●ロンドンバス ●2階建遊覧バス
ロングトミカの金型を用いた特注品が登場。 ロンドンバスと、これをベースにオープンルーフ化した2階建遊覧バスの2種類でした。 箱は共用の専用箱で、蓋の部分に中身の識別の為のチェック欄が設けられていました。 当時の定価は各1,800円(税別)
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第6回目は1997年8月頃でした。 懐かしのボンネットバスが3種類登場しました。 ●濃飛バス ボンネットバス ●松本電鉄 ボンネットバス ●山形交通 ボンネットバス
専用の箱が用意されていましたが、箱の写真はトミカとは異なるものも有りました。 濃飛バスはトミカと同じ「いすゞBX中期型」ですが、松本電鉄はトミカより新しい「いすゞBXD後期型」、山形交通はいすゞTSD型という4輪駆動のバスでした。 松本と山形はトミカとかなり造形が異なりますが、カラーリングで雰囲気を出しているといった所でしょうか。 当時の定価は濃飛バスが750円(税別)、松本電鉄と山形交通が900円(税別) 何故か濃飛のみ定価が異なっていました。
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回 | 品番 | 車 名 |
発売 |
1 | 21-4-26 | スバル360 | 1995年11月頃 | 62-5-9 | ダイハツ ミゼット | 2 | 5-1-59 | トヨタ2000GT | 1996年11月頃 | 62-5-9 | ダイハツ ミゼット | 3 | 6-1-20 | ニッサン フェアレディZ 432 | 1997年01月頃 | 16-1-14 | マツダ コスモスポーツ | 21-2-99 | スカイライン2000GT レーシング | 58-1-52 | ニッサン フェアレディ 240ZG | 82-1-41 | ニッサン スカイライン2000GT-X | 4 | D6-1-14 | フェアレディZ432 R | 1997年04月頃 | D18-1-10 | ニッサン ニュースカイライン2000GT-R | D55-1-11 | トヨタ2000GT | 5 | L8-2-未 | ロンドンバス | 1997年05月頃 | L17-2-未 | 二階建て遊らんバス | 6 | 6-2-20 | いすゞボンネットバス(濃飛バス) | 1997年08月頃 | 6-2-21 | いすゞボンネットバス(松本電鉄) |
6-2-22 | いすゞボンネットバス(山形交通) |
今回は1995年から1997年に発売された14種類をご紹介しました。 次回は1998年から2001年に発売された15種類を振り返ってみたいと思います。お楽しみに…
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