ソケットレンチを発明したことで有名なアメリカの大手工具メーカー「スナップオン」ですが、その日本法人「スナップオン・ツールズ株式会社」が2度に渡ってトミカを特注しています。
車好きなら一度は手にしたい思うスナップオンの工具は、とても高価で素人が簡単に手を出せない代物ですが、トミカなら誰でも簡単に手が届きますね。 |
最初に出たのは2012年12月でした。
●スナップオン・バン 三菱ふそうキャンター
スナップオンの製品情報誌「ウィークリープロダクツ 2012年Week49(Vol.45)」(2012年12月9日発行)に掲載され、その存在が明らかになりました。
そ
の説明分には「日本の子供達へスナップオン・バンを！ 子供に根強い人気のトミカでスナップオン・バンを企画しました。国内でミニカーといえばトミカとい
うほどの人気ブランド。お子様へのプレゼントやコレクターズアイテムとしても、手にいれておきたい一品です。」と書かれていました。
スナップオンは、移動店舗とも言えるバンでユーザーを訪問し、直接工具などを販売する「バンセリング」という販売方法をとっています。そのバンを再現したのがこのトミカです。
ベースは「29-3 三菱キャンター 引越のサカイ」で、オールタンポ仕上げとなっていました。
定価は1,050円(税込)で、ウィークリープロダクツの記述によると提供可能数量3000台となっています。
ただ、公式通販や東急ハンズなのでも売られたようなので、トータルで3000台なのか、バンセリング販売分が3000台なのかは判りません。
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2回目は2015年5月中旬でした。
●NISSAN GT-R NISMO GT3
スナップオンの製品情報誌「HOT TOOLS 2004年Vol22」(2014年11月23日発行)に掲載され、その存在が明らかになりました。
2014
年シーズンのスーパーGT300クラスに参戦したSnap-on DIJON Rasing
GT-Rのモデル化で、「子供に根強い人気のトミカでSUPERGT参戦記念モデルを企画しました。国内でミニカーといえばトミカというほどの人気ブラン
ド。お子様へのプレゼントやコレクターズアイテムとしても、手に入れておきたい一品」と説明されています。
特筆すべきは、注文の総数が6000個になって、初めて製品化されるという手法だった事です。完全な受注生産と言う事です。
全国の加盟店(バンセリング)で予約が出来た他、公式通販でも11月28日頃から予約が始まりました。オーダー締切りは2015年1月10日で、それまでに6000個にの受注が有れば製品化される事になります。
しかし、正月早々締切りを待たずして予定数量に達したとの事で、予約受付も打ち切られ、めでたく製品化が決定しました。
当初2015年3月の納品予定と書かれていましたが、大幅に遅れて5月中旬の納品となりました。
トミカは「50-8 ハセミトミカエブロ GT-R 2009セバン仕様」がベースで、オールタンポ仕上となっていました。
定価は1,500円(税込)と少し高めでしたが、個人的には価格に見合った秀逸な出来栄えだと思いました。
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| 車 名 | 品番 |
ベース車名 |
| スナップオン・バン | 29-3-未
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三菱キャンター
引越のサカイ |
| NISSAN GT-R NISMO GT3 | 50-8-未 | ハセミトミカエブロ GT-R
2009セバン仕様 |
GT-Rの場合は完全受注生産だったため、予約締切り後に気づいても「後の祭り」ってな事にならないように情報収集が大切になって来ますね。
私の場合はお仲間の情報に助けられて、早々にバンセリングで予約出来たので助かりました(^-^)
自動車用品関連の会社が作っただけに、拘りを感じる作りとなったスナップオンの特注トミカ。是非ともまた出して欲しいものですね。
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