2006年に販売ルートがコンビニに限定されたトミカ「星野一義ヒストリーコレクション」が登場しましたが、翌2007年8月20日にはその第2弾となる「長谷見昌弘レーシングスカイライン コレクション」が発売されました。
ミスタースカイラインの異名をとる長谷見氏ですが、トミーがスポンサードしていた関係から、多くのモデルがトミカ化されて来ました。 それら歴代マシンを、改めて振り返えろうという企画でした。
箱は通常箱を二つ並べたサイズで、ブラインドボックス仕様という性質上、どれも全く同じものとなっていました。 また、1957年に初代スカイラインが発売されて50周年に当たるため、「スカイライン誕生50周年 記念ステッカー」が封入されていました。
販売は全国のコンビニエンスストアー(セブン・イレブン、ローソン、サークルKサンクス、ミニストップ、スリーエフ、セーブオン)で販売されました。
全6種ですが中身が判らないブラインドボックスとなっていました。各500円(税別) |
●スカイラインHT GT-R(ハコスカ) 1971年5月3日に富士スピードウェイで開催された「日本グランプリ」のツーリングカーTS-bクラスに出場して2位を獲得したゼッケンGのマシンです。 因みに1位は高橋国光ドライブのゼッケンEのハコスカ、3位は久保田洋史ドライブのゼッケンHのハコスカで、1位〜3位をスカイラインが独占するという快挙を成し遂げました。
●スカイラインRSターボ スーパーシルエット 1982年シーズンを戦ったグループ5マシン。 デビューは1982年5月30日の「筑波チャンピオンズレース第2戦」でしたが、僅か周でリタイヤでしたが、8月8日の2戦目「RRC富士チャンピオンズレース」で見事優勝、続く10月24日の「富士マスターズ250キロレース」でも優勝と2連勝を勝ち取りました。 |
●スカイライン ターボC 1984年シーズンを戦ったグループCマシン。ルマンガレージ(現:株式会社ルマン)のLM04Cに日産のエンジンを載せたマシンで、1984年7月29日「全日本富士1000kmレース」で都平健二とのドライブで記録した4位が最高位でした。
●トミカPダッシュ スカイライン 1986年シーズンを戦ったJTC参戦用のグループAマシン。 9月21日に 西仙台サーキットで開催された「Hi-land TOURING CAR 300km CHAMPIONSHIP RACE」で、舘善泰とのコンビで2位が最高位でした。
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●リーボック スカイライン(R31)
1988〜89年シーズンを戦ったJTC参戦用グループAマシン。 88年は9月18日の「SUGOグループA
300km選手権レース」で高橋健二とのドライブでの6位が最高位でしたが、翌89年にはA.オロフソンとのコンビで「レース・ド・ニッポン」(8月20
日 筑波)、「SUGO グループA 300km選手権レース」(9月10日 菅生
)、「鈴鹿グレード20ドライバーズレース」(9月23日 鈴鹿)と3連勝を飾り、シリーズタイトルも獲得しました。
●リーボック スカイライン(R32) 1990〜91年シーズンを戦ったJTC参戦用グループAマシン。ゼッケン@は1990年仕様。 1988年から続くA.オロフソンとのコンビで、R32のデビュー戦となる「オールジャパンツーリングカー300kmレース」(1990年3月18日 西日本サーキット) で2位。 続く1990年7月1日の「鈴鹿スーパーツーリングカー500kmレース」で優勝を果たしました。
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品番 |
車 名 |
21-2-未
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スカイラインHT2000GT-Rレーシング |
65-4-未 |
ニッサン スカイライン シルエット フォーミュラ |
20-4-未
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ニッサン スカイライン2000ターボGT-ES |
74-4-未 |
ニッサン スカイラインターボC |
20-5-未 |
ニッサン スカイライン レーシング |
84-4-未 | ニッサン スカイラインGTR |
コンビニ専売トミカ第2弾は、古くからトミーがレース活動のスポンサーをしている長谷見昌弘氏の歴代スカイラインとなりました。
R31リーボックは短期間通常品にもラインナップされましたが、今でもかなりのプレ値がついており、簡単には入手出来ません。 また、R32リーボックはリーボックの特注品が存在するのみでした。 ですからリーボックスカイラインの2種類の発売は、特に話題になるとともに大歓迎された事でしょう。 ただ、ブラインドボックスでの販売だったので、欲しいトミカだけを買うのが難しいいのは困りものでした。 |
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